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最近長男が通う保育園で折り紙がはやっています。最初は園児たちが鶴などクラシックなものを自分たちで織る程度だったようですが、最近は親が家で織ったものを保育園に持ち込んで遊んでいるようです。そうゆうわけで絶対に園児には折れないような高度な折り紙がクラスに持ち込まれているようです。
私も先日ヘラクレスオオカブトを織るよう頼まれました。こんなもの折り紙でおれるのか、と思いましたが、誰々のお父さんは折れるらしい、と言われると、これは負けられん、となり、ネットで調べてみました。すると昆虫や動物、はたまた恐竜まで予想以上に色々な種類の折り紙の折り方が出てきました。 早速ヘラクレスオオカブトを織ってみましたが、これがなかなか難しい。そもそも説明が十分でなく多分にイマジネーションを駆使して織り進まないといけません。しかし図の通りにようやく折れたときはかなりの達成感が得られます。いわゆる”あは”体験というのでしょうか。なんか普段使っていない部分の脳が活性化された気分になりました。 結局一時間位かかって完成しました。かなり神経が衰弱しました。 ■
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by stemcell
| 2008-05-27 22:08
レバイズ中の2つの論文の一つがめでたく受理されました(といってもレバイズに苦労している論文のほうではありません)。これはこの3月に修士を出た学生の修論が元となっているもので、彼が頑張って英語で書いた修論を私が投稿論文の体裁に整えたものでした。
昨年10月31日のブログで触れたように、学生が最初の原稿をまがいなりにも書いた場合はその人をファーストオーサーにすると決めていましたので、私はセカンド、ボスがラスト、で私がコレスポンディングオーサー、となっている論文です。大論文とは言えません。なんとかまとめた、という論文です。 この仕事は4月から新しく来た学生が引き継いでいます。人によってはこのように引き継がれていく研究は、何人の学生が携わってもデータが溜まってから論文にするべきだ、という人もいます。この場合は大抵論文をまとめる助教の人がファーストオーサーになる傾向にあります。 しかし私は個々の学生はそれぞれの思いを持って研究を進め、自身の成果としてまとめようと考えていると思うので、そのようにするのが必ずしも良いようには思えません。関連研究分野の推進を考えるとデータがまとまってから論文にするのが良いのでしょうけれども。なので、最初の草稿を学生が書く、と言った場合は、その手持ちのデータでなんとかしたいと思うのです。ほんとにしょぼいデータではどうしようもありませんが。このあたりが難しいですね。助教という微妙な身分も関係します。 ■
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by stemcell
| 2008-05-24 10:50
先のブログで触れた論文の直しが全くはかどらずなかなか進みません。レフリーのコメントに沿って論文を手直しすることをレバイスといいますが、だいたいの雑誌は1ヶ月ないしは2ヶ月以内に修正論文を提出するようもとめてきます。それまでに直せなかったり追加の実験が終わらなかった場合は新規の投稿として扱われてしまいます。
今回は追加の実験をしなくて良さそうで、かつ60日以内に再提出すればいいので時間はありますが、私の性格上、こういうのはとっとと処理しないといまいち研究や次の論文書きに集中できない問題も生じてしまいます。さらに2月26日のブログで書いた、昨年度修士を出た学生の仕事の論文の審査結果も返ってきており(こちらは少しの修正で受理されそうです)実験が手につかない状況になってしまっています。同時に2つの論文をハンドリングするのはちょっと大変でした。 ■
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by stemcell
| 2008-05-22 22:44
以前(4月26日のブログ)リジェクトされた論文を同じ雑誌に再投稿した、という話を書きましたが、その審査結果が帰ってきました。通常エディターは審査員のコメントを見て、1)そのまま採択、2)少し直したら採択、3)実験を時には追加して大幅に直したらもう一度採否を判定してみてもいよい(この場合頑張れば大抵通りますが)、4)不採択、のどれかの通知を送ってきます。今回は、3)でした。
今回はレフリーが3人いました。よく読むとコメントは実はたいした事はなく追加の実験は行う必要がなさそうです。というか行う事はほぼ無意味で、彼ら彼女らが問題にしているのは論文で示したデータの解釈というよりは、それをふまえてでてきた最終的な私たちの結論への異議でした。 しかしこれはなかなかに厄介で、私が主張したい事と正反対の意見をレフリーは述べているのです。今回の論文での私の主張は今まで多くの関係した研究者が支持していたあるタンパク質の挙動のモデルとは異なったモデルを提唱しているためです。レフリーは著者には誰かわからない仕組みになっていますが、だいたいどのレフリーが誰かコメントを読むとわかってくるものです。今回もだいたい想像がつきます。 レフリーのコメントに沿えば沿うほど論文は通りやすくはなるのですが、今回は当然私の主張を曲げるわけにはいきません。直す際論文中でその折り合いをつけるのが難しそうです。いままで結構な数の論文を通してきましたが、このようなケースは初めてです。きっと何度も原稿がレフリーとの間で往復することになると思います。気長にやり取りしようと思います。 ■
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| 2008-05-20 22:31
週末駅前に子供服を買いに行きました。車を駅前のビルの地下駐車場に止めたので、帰りに地下の食料品売り場を少し見学しました。九州名産展をやっていました。
ぶらぶら歩いているとキビナゴを売っていました。キビナゴは子供のころ、そのときは両親の実家や親戚から送られてきまものを何度かたべたことがあります。南九州、四国一帯でしかとれない魚と記憶しています。なぜでしょうか。不思議です。ワカサギのような小さな魚で、独特の風味があって美味です。昔は刺身にしたものを酢みそで食べた記憶があります。 今回は一夜干しもしくは乾燥品しか置いていませんでした。乾燥品を試食したところ、独特の風味は残っていてそれはそれでおいしかったので、200グラム1000円と高価でしたが買ってしまいました。しばらくおつまみはこれです。 ■
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| 2008-05-19 22:13
中国の地震の被害が相当大きいことがわかって来ています。死者は数万人に及ぶとか聞こえてきます。気になるのは倒壊した建物の多くは幼稚園とか小学校が多い、という報道が目立つ事です。実際多いのだとは思いますが、そこだけを強調してニュースをセンセーショナルにするマスコミのいつもの手段に見えます。
とはいっても学校や幼稚園にお金をかてこなかったので、建物が老朽化していたのは確かなのでしょう。これは日本も同じ事で、教育にかけるお金は先進国で非常に低い事が知られています。 どうもアジアの国々は欧米に比べ子供に対して厳しい社会のように思えます。儒教の影響と思いますが。例えば欧米では電車で席を子供に譲るのは普通だそうです。揺れて転んで怪我をするからとの配慮です。日本とは逆ですね。そうしろとは思いませんが、一教員してもう少し教育にお金をかけても良いのではないかと思います。 ところで地震に関してですが、長男がまだミルクを飲んでいた頃一度大きな地震にあったことがあります。大した被害は無かったのですが、水道管が歪んだのか水道水がしばらく濁ってしまった事がありました。近くにお店がなかったので水もすぐに買えずミルクが作れなかったことがあります。子育て中の人は水のストックくらいは常備しておいた方がいいと思います。 ■
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| 2008-05-15 22:31
以前ブログで毎週日曜日18時から見ているテレビ番組があるという話をした事があります(http://flavin.exblog.jp/6519987/)。今日その番組で、ロシアとイスラエルの若者の徴兵拒否改善への取り組みを特集していました。
その改善への取り組みがなかなかすごい。ロシアでは高校で出張軍隊訓練のようなものを行い、イスラエルではテレビコマーシャルで軍隊への入隊がいかに良い事かアピールしていました。その内容は、バーで合コンしている時に軍隊上がりの男性が女性の前でマッチョな自分を演出した後、お前はどこの部隊にいたのだ?などど話を振って兵役拒否した男性を困らせる、というものでした。当然両国とも愛国心教育も盛んでした。 私は日本で生まれ育ちましたが、私らの年代が育った環境には(少なくとも私の回りは)愛国心を持たせるような雰囲気は無く、どちらかというと日本はいかに大戦中他国に対してひどい事をしてきたのか、ということを教育されて来たように思います。ですので潜在的にこの国に対して後ろめたさを感じていたところがあり、愛国心というものがどういうものかよくわからずにいました。 愛国心というのはこうゆうものなのかな、と感じたのでは、24歳の時1年ほどオーストラリアに交換留学したときでした。その時は学生寮で寝泊まりしましたが、そこにはアジア諸国を含む多くの国から学生が集まってきていました。研究室にも欧州の国々から学生が短期でしょっちゅうやってきました(欧州の大学院では一定期間海外の研究室で共同研究をしないと学位を取れないしくみになっているようです)。その人達と会話をしているとき大抵の人は自分の国を悪く言う人はいません。むしろ自分の国が好き、ということを全面に押し出してくる人が圧倒的に多い。スウェーデン人が自国の税金は高くてしょうがない、と批判するくらいでした。 そのような他の国の人と話をしていると時々彼ら彼女らが日本や日本の習慣に対して批評や批判をする時がありました。ほぼ誤解に近いようなものもありましたが、その時、むっとする自分がそこにあったのです。これはなんとも不思議な体験でした。しかし持って生まれた気の弱さもあり、そんなことはない!などととは言えず、そうだよねーいけないよねーなどどある種卑屈な態度を取っていたことを思い出しました。しかし多くの日本人はそのような時そのような態度を取ってしまう人が少なくないのではないでしょうか。 最近の若者は私らの年代に比べいわゆる愛国心が強いように感じます。それをよしとするかどうかはいろいろな意見があると思いますが、すくなくとも自国を批判されてそれに反論しない(できない)ような態度を取るのはほぼ日本の人だけではないでしょうか。 ■
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| 2008-05-11 20:42
先週末から今週はじめのゴールデンウイークは妻の実家にいっていましたが、その時山菜採りをしました。収穫できたのは笹竹のタケノコ、ゼンマイ、アザミ、ワラビ、たらの芽です。今回は特にゼンマイが沢山取れました。山菜は地方によって取るものと取らないものとがあるように思います。私の両親の実家ではフキをよく取っていましたが、妻の実家ではあまり取らないようです。アザミ、というのも他の地域では取らないのではないでしょうか。これは湿地にはえているものでないとあまりおいしくないようです。みそ汁に入れると美味でした。たらの芽は定番ですね。天ぷらがおいしいです。
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| 2008-05-08 22:29
無事に800キロの行程を乗り越え帰ってきました。行きは15時間かかりました。朝10時に出発してついたのは夜中の1時過ぎでした。道路は空いていたので10時間くらいで行けるとおもったのですが、途中昼食と夜食をとったため結構時間がかかりました。
数ヶ月前新規に中古車を購入したのですがその際、ETCを取り付けていたので今回始めて利用しました。このETC、現在道路公団が躍起になって普及を高めようとしているためか、搭載車に様々な特典があります。そのうちの一つが高速料金の深夜割引です。これは主要な高速道路を夜12時から朝4時までの間少しでも高速道路を走ったらすべての区間の高速料金が3割り引きになるというものです。さらに現在は原油高騰の特別措置(これも意味がわかりませんが)ということで特別に4割引になっていました。 今回は幸か不幸か到着が0時を過ぎたので、この深夜割引の恩恵を受ける事ができました。通常14000円くらいのところが8000円になりました。往復すればETC搭載費用をペイできることになります。ものすごいお得感です。 帰りは帰りで渋滞が予想されたので、昨晩出発し夜中走って今朝つきました(深夜割引も使えます)。帰りは子供たちは寝ていたので食事の時間が必要なく12時間ほどで帰ってこれました。 しかし疲れた・・ ■
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| 2008-05-06 12:19
今日から800キロほど離れた妻の実家に帰省します。今までは電車で行っていましたが、今回は3列シートの車も購入したということで車行く事にしました。
これほどの長距離ドライブはポスドクで滞在したアメリカでのドライブ以来です。そのとき乗っていた車には、高速を走る時アクセルを踏まなくとも一定の速度で走ってくれる”クルーズ”という機能が備わっていて、大変楽に長距離を移動できました。向こうの車には大抵備わっていたと思います。 しかし今回はそのような便利な機能がついた車ではないので(そもそもマニュアル車です)大変そうです。渋滞に巻き込まれない事を祈ります。 ■
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| 2008-05-02 08:51
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