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学会紀要

今日投稿していた論文の一つがアクセプトされたとのメールがきました。最近いろいろな仕事がまとまり、かつ発表する機会が多くあったため今年に入ってから受理された筆頭著者の論文はこれで3報目です。これ以外に、前にいろいろレフリーとやり取りしたと書いた論文が1報あります。もちろん発表する論文のランクはそう高くはありません。今年は数多く書き、来年はよりハイインパクトなジャーナルを目指そうと思います。研究者の業績は数が多いだけではだめで、ときどき有名なジャーナルに論文を発表するのが求められるのです。

今回受理された論文はある国際会議の紀要として、あるジャーナルの特集号に発表されるものでした。レビューは一応する、といわれていましたが、大抵の国際会議の紀要と同様それほど厳しくないだろうと推測されました。しかし提出後レビューに6ヶ月かかり、なぜかレフリーが4人もいました。なにかの手違いとしか思えない厳しさです。4人のレフリーがついたのは、生命科学雑誌御三家(Cell, Nature, Science)のジャーナル以来でした。業績欄には紀要としてではなく原著論文というかたちになるので、まあよいとは思いますが、これだけ厳しいのであればもう少しランクの高い雑誌に普通に投稿すれば良かったかもしれません。
by stemcell | 2008-08-30 21:36
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