<< 論文の著者順 アメリカでのハロウィーンの思い出 >>

研究手法

研究を行う手段は人それぞれだと思います。しかし国外の研究室で仕事を行ったり海外の学会に出席するようになると、私が学生として所属した日本の研究室での教えというか研究の進め方とは違うな、と感じる事柄がありました。

私が所属した日本の研究室のいくつかでは、まずそのラボの装置や手法があり、それをもとに実験を組み立てていく、という発想が先攻していたと感じます。言ってみればその与えられた状況でなにができるかを考えていたわけです。しかしポスドクで滞在した米国のラボではまず知りたい事をハッキリさせることが先で、それに必要な装置や新しい技術はどん欲に取り入れる、というスタンスだったように思います。

もちろん国内の研究室にもこのような考えのラボはいっぱいあるとは思いますが、海外の学会で、例えば自分のポスター前で今後の仕事の展開をディスカッションしたりすると、新しい技術や装置の話に発展する事が多いような気がします。こんな実験ができるようになっているよ、とか、こんな装置で測定ができるはずだよ、という風に。

おそらく年を重ねるにつれてそうゆう新しい研究手段に鈍感になっていきそうな気もしたので、最近は新しい技術を積極的に取り入れ、研究手段はなるべく選ばないようにしようと心がけています。数年前Gate wayシステムが出て来た頃、なんとなくうさんくさく思った自分にはっとしてからはなおさらです。
[PR]
by stemcell | 2007-10-29 22:48
<< 論文の著者順 アメリカでのハロウィーンの思い出 >>