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助教の普段の仕事

私は大学の研究室にいますので数人の学生の研究指導をしています。助教(昔で言う助手)ですので私の提案したテーマに加え教授のテーマを持つ学生の実験も見なければなりません。その分助教は受け持つ授業はなく(学部学生実習の指導はやります)、(准)教授は授業や学内の雑用をこなします。助教は、少なくとも私のいる大学では、書類上学生の指導教員にはなれないので、ラボによっては助教は研究テーマを出せないところが少なくありません。この場合は自分の研究テーマは一人で行う事になります。必然的に上のスタッフとテーマや興味が合わない助教は不満がたまっていく事となるでしょう。このことから今の大学の講座制では出身研究室の人が助教になるのが一番よいことがわかります。私の大学でも実際そのようなラボが大半ですし、もし私が現時点の講座制の上にたったと考えるとそうするしかないのもわかります。

日本にも最近COEがらみで、若い研究者を期間限定で雇いその間によい仕事をしたら永久雇用する、とするテニューヤートラック制度がちらほら見られます。前に書いたようにこれは大変よい制度と思います。COEなんかとは関係なく、講座制の助教というポストを無くし、もっと多くの大学で取り入れてほしいと思います。そうすれば日本のScienceはもっと伸びると思います。
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by stemcell | 2007-10-18 23:57
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