ポスドク

私は現在の職場に来る前にポスドクとして3つのラボで研究を行ってきました。国内2カ所。米国1カ所です。ポスドク(ポストドクターの略です)とは博士号をもった任期付研究員のことで、本来は自身の研究技術の向上や研究の発展のため、また将来自分が持つであろう研究室の運営の勉強のために、博士号を取った直後から一定期間行うもの、というのが私の解釈であり、そのような気持ちでポスドクをしていました。海外の大学ではこの”ポスドク”を経験し、かつその時に一定の成果を上げなければアカデミックなポジションを得る事はまずできません。ところが日本では少し事情が異なります。

日本でも学位取得後アカデミックポジションを得、研究を続けたいと思う人が大半です(だと思います)。日本においては、実際は、博士取得後ポスドクなどせず出身研究室の助手(助教)として採用されるのがアカデミックポジションを得るための一番の近道です。落ち着いて自分の研究を進める事ができ、次の准教授や教授ポストも吟味して探す事ができるからです。日本ではこのゴールデンコースに乗った人と外れてポスドクをし始めてしまった人との格差が大きすぎると感じます。ポスドクになってしまうと限られた時間で成果をあげることが求められ大きな仕事の展開をはかりにくくなるという事もあります(この点は助教になってからなおさら痛感します)。

ポストは限られているので、全員がアカデミックポジションを得る事ができないことはわかります。しかしそうであったとしても、”俺はできる限りの研究はやった。これでポストがないならしょうがない”と思えるようなシステムにしてほしいと思います。その点、やはり米国のテニューヤーシステムはよくできていると思います。

ではポスドクになったらどうするか。結局はだれもが認めるよい仕事をすること以外ないですかね・・
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# by stemcell | 2007-10-12 23:10

ボクシング

科研費の申請書を今日学内の事務に提出しました。三日で書き上げました。経験上科研費が通るかどうかは書き始める前の構想の段階でだいたいメドが立ちます。まず業績があって(それがないとまず通らないと思います)それを適当に発展させるかたちにすればいいのです。あまり申請書をねってもしょうがないというのが自分なりの結論です。今回のはなんとなく通りそうな気がします。

今日は早く帰ってきてボクシングを見ました。亀田大毅はいいところなくチャンピオンの圧勝でした。前評判通りなのでしょう。私は子供の頃”リングにかけろ”という漫画が好きで以来ボクシングはよく見ます。当時この漫画は少年ジャンプに連載されており、最終回は確か全カラーページでした。週刊漫画雑誌は人気がなくなるとだんだん後ろの方に回されいつのまにかフェードアウトするパターンが多い中、これは快挙だ!と子供ながら思に思ったものです。そんなわけですっかり感化された私は”ギャラクティカファントムー”とかいってボクシングごっこをよくやっていました。一度そのまま喧嘩になり相手の手の骨が折れてしまった事を思い出しました。
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# by stemcell | 2007-10-11 22:09

科研費

今日から来年度の科研費の申請書を書き始めました。学位取得後8年度目の私は今年度から来年度まで若手しか申請できない”若手研究B”をもらっていますので今回は特別領域研究に申請します。

科研費は科学研究費補助金の略で、文部科学省(または学術振興会)が研究者の出す研究提案に対し研究費をつけるとするものです。研究者にとっては自分のアイデアで研究を進めるためのほとんど唯一の金づるで、これを取得できない研究者や研究室は非常に資金面で苦しくなり、業績が上がらず、次回の研究費も取れないという悪循環に陥る可能性があります。ですのでコンスタントに科研費を取る事が求められているのです。

私(助教です)には直属の教授がラボにいますので、お金やラボ運営に関してはあまり気にする事無く研究を進めています。がやはり自分の研究を進める上でもお金を持っていた方が大義名分が立つというか、研究をする上でちょっとした自分のアイデアを試す実験を組み立てられるのでいろいろな研究費を申請することにしています。

申請書を書いていていつも思う事は過去研究費を取得した人の申請書はどんなものなのかなあ?ということです。予想では今後科研費の申請書や報告書はウェブで閲覧できるようになると思うので、申請書を書く上で参考になるのかもしれませんね・・
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# by stemcell | 2007-10-09 21:07

テレビ番組について

テレビを自分は結構見るほうだと思います。学生の頃はバイトと研究で帰宅は深夜になることが多くそんな時間もなかったのですが、結婚し子供ができてからは夜家にいることが多いのでボーと見てしまいます。ほんとは家にパソコンでも論文でも持ち込んで論文執筆や思考実験でもすればいいのですが、家の狭さから机もまだろくにないので集中できずついついみてしまうんですよねー。子育てしている他の研究者の人はどうしているのでしょうか?

この前加入している共済組合の冊子に”サザエさん症候群”に関する記事がありました。これは日曜6時半、サザエさんの歌が始まると、ああ明日から仕事やだなー、と思う人のことで、なんでも鬱病の前兆とか(そういえばこのような歌詞の歌を昔ヘビメタバンド、セックスマシンガンズが唄っていたような・・)。私は幸いそのような気持ちにはなりませんが、この時間に自分はついつい見てしまう番組があります。それはNHKの海外ネットワーク、という番組の最後にやる”世界の子供たち”というコーナーです。これはいろいろな国や地域に暮らす子供たちに、将来の夢や今好きな事などをインタビューするなんてことのないコーナーですが、私はなんとなくこれを見ると不思議と元気をもらうというか、明るい気持ちになるのです。純粋な気持ちやひた向きさをみるからなのでしょうか?理由はよくわかりません。妻にそのことを話すと変態扱いされましたが・・来る週明けに向けて日曜6時台のテレビはTBSよりNHKですね。
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# by stemcell | 2007-10-08 16:18

ブログ解説しました

ようやく長年懸案だったブログを開設しました。日々の研究(大学の教員をしています)や子育てについて日記がてら書いていきたいと思います。

今日は来月予定日の長女のためベッビーベッドを買いにいきました。場所はIKEA。この巨大店舗は北欧(たしかスウェーデン)の家具メーカーで日本にはまだ2店しかないとのこと。入ってみると商品はもちろん内装も欧米風で、外国の店にいるようです。今日は日曜日という事もあり午前中にも関わらずひとでいっぱいでした。ついて早速カフェで一休み。11時だったので座れましたが、席取りをしないようにしきりにアナウンスしていました。でも無視して席取りする人がいるんですよね・・このような周りの人は関係ないという態度を取る人最近多いような気がします。年のせいですかね。

ベットは青色のものを購入しました。なんでも妻曰くこの色は国内メーカーには無いとの事。そうゆう基準でいいのかな?という疑問もすこしもちつつ50円ソフトクリーム(安い!)を食べながら帰ってきました。IKEAの家具は基本的に自分で組み立てることになっています。そういえば昔学会の帰りにパリに赴任したばかりの友人宅にお世話になったことを思い出しました。どうもヨーロッパの家具は自分で組みたてるらしく、四日の滞在中ほとんど家具作りの手伝いでした。
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# by stemcell | 2007-10-07 16:25