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先日地方のとある動物園にいきました。少し古い作りですが、手入れが行き届いていてなかなか良い動物園でした。地方のためお客さんの数も都心の動物園に比べたらほとんどいないに等しい。そのような動物園にいくのもなかなか良いものでした。人がいないのでペンギンの餌やりなんかを子供達に係の人がやらせてくれたりしました。

その動物園には昆虫館もあり、様々な虫の標本が展示されていました。かなり充実していましたが、それらは専門の人というよりは、趣味で採集した人(もしくは遺族)が標本を動物園に寄付し、それを展示しているように見えました。種名が全て手書きで書かれていました。

そのなかで背中にハート形のもようをもつユニークなコガネムシ(と思います)がいました。珍しいので写真をとってきました。

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by stemcell | 2011-10-31 23:16

預け金

研究者の預け金が話題です。これは、前にも書きましたが、空伝票を国から交付された研究費で支払ったことにして業者にお金を預け、研究費の期限が過ぎた後でもその業者から物品を購入できるようにする行為です。まれに私的物品を購入することに使ったりする人がいるそうです。しかしそのような人は稀でしょう。

今までほとんどの研究費は単年度決算で次年度に繰り越すことが出来ませんでした。そこで年度末に余ったお金を業者に預け、次年度に使えるようにする場合が多いとの報道が主です。しかしこれが大きな理由ではない気がします。

研究費は、申請書を書いてそれに通るともらえるわけですが、申請できる研究の期間はだいたい2、3年です。つまり多くの場合一年おきに新たな研究費を申請するわけで、だいたいは自転車操業となります。そうなるとかなりの確率で研究費の切れ目ができてしまいます。それでも学生は配属されるので研究は続けないといけません。次の研究費の見込みが無いとき、現在もらっている研究費の終了年度にお金をプールしたくなったというのが多くの場合の理由のような気がします。なので研究費を次年度に繰り越せるようにすると良い、と多くの報道にはありますが、そうすることが問題の解決にはならないと思います。徹底的に預け金を行った時の処罰を厳しくするか、もしくは研究費の使用年限を自由にのばせるようにするか、どちらかしかないでしょう。
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by stemcell | 2011-10-27 21:44

レコーディング

数ヶ月前、今組んでいるバンドでレコーディングをしました。初めてバンドを組んでから20年以上経ちますがレコーディングをしたのはその時が初めてです。収録した曲はオムニバス(異なったバンドが曲を持ち寄って作成したアルバム)としてリリースされました。良いアルバムなのでぜひ買ってください。

バンドのレコーディングは楽器ごとに演奏を行いそれらを後で混ぜ合わせる方法と、皆でいっせいに演奏し録音する方法とあります。当然前者の方が時間がかかります。でも演奏後いろいろアレンジができるので、時間がありかつお金のあるバンドは前者でレコーディングを行い、そうでないバンドは後者で行う場合が多いでしょう。時どきノリが違う、という理由で後者にする場合もあるようですが。私たちは今回、2曲のみの収録だったので、前者でレコーディングを行いました。

この場合、メトロノームを聞きながらまずドラムが演奏し、その演奏を聴きながらベースが演奏し、その2つの演奏を混ぜたものを聞きながらギターが演奏し、最後にボーカルとコーラス、という順になります。最後にそれぞれの演奏を混ぜ合わせる、ミックスダウンという操作により終了です。演奏は演奏者の技術以上のことはできないのでどうしようもありませんが、最後のミックスダウンという作業が極めて重要であることを痛感しました。この作業は各パートの音量を調整したり、音にエフェクトをかけたりして最終的な”曲”を作る作業です。レコーディングをしてくれたエンジニアの人ととメンバーが一応一緒に作業しますが、エンジニアが良いと思う方向に結局は音が流れてしまいます。メンバーもそれほどミックスダウンに精通しているわけではないので、どこをどうして欲しいのかなかなかうまく伝えられないのです。そんなわけで今回のエンジニアの人はどっちかというとポップス系の音楽を好む人のように思われ、やたらとボーカルが大きい仕上がりになりました。それはそれでよいのかもしれませんが。
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by stemcell | 2011-10-25 18:44

かるかん

先日父親が鹿児島のお土産を送ってくれました。軽羹(かるかん)という鹿児島名物のお菓子です。見た目は真っ白なカステラといった感じのものですが、食べてみると全く違います。米粉と山芋で作られたこのお菓子の風味は独特で一度食べただけで強烈な印象が残ります。私も大好きです。鹿児島には両親の実家があるので、子供頃から食べていましたが、昔は今ほどおいしいとは思いませんでした。このお菓子のおいしさは大人にならないといまいちわからないかもしれません。

日本各地名物と言われるお菓子はいろいろありますが、結局どれもパーケッジが変わっただけで中身はほとんど一緒というものが多いと思います(ハトサブレー、紅葉まんじゅう、萩の月なんかがそうかな)。どこかにオリジナルがあったのでしょうが、もはやわからないほどです。その中でもこの軽羹はとてもユニークな名物のお菓子と思います。食べたことの無い人には是非お薦めです。あんこ入りもありますが、アンコ無しが通好みかな。
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by stemcell | 2011-10-23 21:21

科研費申請書完成

今年の科研費の申請書が完成しました。新学術領域の公募研究へ出します。新学術領域なのである目的をもった(明確化されたゴールにむかって組織された)研究グループの一員となるための申請書です。ようするにそのグループのテーマを完成させたい、貢献できるような公募研究でないと採択されないのです。なので今までの私の行ってきた研究成果をねじ曲げて、いかにもあなた方の研究に貢献できますよ、という申請書を書くことになります。いってみればでっち上げですね。でも書いているうちにほんとに貢献できそうな気がするから不思議。申請書を書くというのは自分が進めてきた研究のポテンシャルを広げる効果もあるのだと思います。落ちても悪いことはありません。ただの時間の無駄にはなりません。
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by stemcell | 2011-10-18 20:51

ブータン

ブータンという国は聞いたことがありました。なんか愛らしい名前です。ヒマラヤの山で隔たれた様々な少数民族からなる国らしいです。前国王がそれら異なった民族をまとめたそうで、王室は国民の尊敬をたいそう集めているとか。その国王が最近結婚したというニュースがありました。今度日本にも来るそうです。その二人の写真が新聞に載っていました。なんかいい感じ、という印象を持ちました。どことなく日本人にいそうなカップルだからでしょうか。妻曰く、高橋ジョージと三船美佳。言われてみれば似ています。しかし二人を見てもいい感じ、とは個人的には思いませんが。
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by stemcell | 2011-10-13 21:50

チベット

今年は国民党が清国を倒した辛亥革命から100年だそうで、最近いろいろニュースがあります。でもなぜ国民党を追放した中国共産党が辛亥革命のお祝いをしているのかいまいちよく理解できていません。もとは一緒に戦ったのでしたっけ?

中国といえば、私が初めて中国人と会ったのは、23歳のころ、留学で所属したオーストラリアででした。そのときとても驚いたことの一つに、彼らがアイヌの人々や蝦夷地のことをよく知っていたことでした。彼らの口からアイヌという単語が出てきたことにとても驚いたことを憶えています。今にして思えば、彼らはチベットのことがあるので、それを肯定するために日本がアイヌの人にとった行動を良く教えられているように思えます。たしかにそれを引き合いに出されると、彼らのチベットに対して行っている政策を批判は出来ないかもしれません。国が違うと考え方も異なるものなのだと痛感しました。

チベットといえば、初めて中国(北京)に行ったとき、空港でチベットの雑貨(ネックレスやイヤリングなど)を売っているお土産屋がありました。チベットの民族衣装を着た人達が販売していました。その人達曰く、チベットで作成したものであると言っていました。店員の話しぶりからほんとのように思えました。売っているものはそう安くはありませんでしたが、他にめぼしいお土産も無かったので買って帰りました。あのお店はほんとにチベットのお店だったのだろうか。
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by stemcell | 2011-10-10 15:04

ラーメン

今日は妻が旧友と会いたいというので夕方出かけて行きました。長男は小さい頃(会話がまともにできる4歳くらいまで)、夜寝るとき母親がいないと全くダメで、泣きわめくのであまり妻は夜出かけることが出来ませんでした。ようやく大きくなったと思ったら今度は下の子が生まれたので、またまた出歩けなくなりました。しかし下の子も大きくなり、最近はようやく一人で寝るようになったので、夜私がいれば外に出ても大丈夫になってきました。今日妻が会う友人は大学時代の親友だそうで、地元で公務員をしているが研修でこの近辺にきて、そろそろ帰るので、是非その前に会いたいということでした。

ということで今日の晩ご飯は私が作りました。メニューは永谷園の煮込みラーメン。昔和田アキ子がCMに出ていた製品です。一度食べてみたいと思っていたのですが、妻は気味悪がって買ってこないので、夕方近所のスーパーで買ってきて、今夜いざ実食!なにしろ作るのが非常に簡単。野菜と肉を入れて数分煮込むだけ。でもなかなかおいしかったです。
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by stemcell | 2011-10-08 19:28

科研費2011

今年も科研費の季節がやってきました。毎年この時期が締め切りです。科研費にはいろいろ種類がありますが、やたらめったら申請できるわけではありません。例えば高額な科研費をもらっている人はそれ以上申請はできないことが多いです。また同じ研究区分には別のプロジェクトといえども申請できません。申請できる区分の組み合わせも決まっています。それでも多くの場合、新学術領域、という研究区分には多くの場合、重複申請できます。私も今年はここに申請しようと思います。

新学術領域研究は、何人かの研究者が寄り集まってまず特定の研究グループを組織し、5年間で行う研究課題を文科省に申請します。それが採択されると、次にそのグループはその研究領域に貢献できるような2年間の「公募研究」を公募します。公募研究の申請書は文科省に提出しますが、審査はそのグループが行い、一緒のグループとして研究する公募研究者を選びます。公募研究の募集は2年後にもう一度行われ、そこで多少公募研究課題の入れ変えがあります。

私は今回この入れ換え時の公募研究へ応募しようと思います。だいたいの公募研究の研究者は2期目も応募するので、一緒に研究グループを組織してきた人達が公募研究を切るのは難しいでしょう。1期目の研究が2期目も有利で、2期目で新規に採択されるのは厳しそうです。またそのグループを組織した人達の知り合いが当然通りやすいです。海のモノか山のモノかわからん研究者を採択はしたくないでしょう。学会等で顔を売るのはこの辺でも重要なのです。
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by stemcell | 2011-10-05 06:51

化石

先日実家に帰った際、子供と化石掘りをしました。最近小学校の長男が購入した児童向け雑誌に化石の特集があり、それを見た長男が興味を持ったようだったです。その雑誌には人工的に土に埋め込んだ巻貝の化石の付録がついていました。そこでそんな付録よりも実際の化石を掘らせてやる、とこういうことになったのです。

実家の裏には小さな川が流れており、その川縁に粘土の地層がむき出しになっている場所があります。そこで子供の頃仲間と一時期化石を掘るのがブームになったことがあったのです。マイナスドライバーとトンカチでコツコツ掘ると結構化石が出てきたものでした。たいていは木の破片の化石でしたが、時々貝の化石が出土しました。今回も出てくるのは木ばっかりで、一時間ほどやってようやく一つだけ二枚貝の化石が出てきただけでした。本人はそれでもうれしそうでした。ほんとは恐竜の化石でも出てくると良いのですがね。そしたら夢のNature論文か。

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by stemcell | 2011-10-01 20:52