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レビュー

数ヶ月前、米国科学アカデミー紀要(それなりに権威のある雑誌です)からとある論文のレビューを頼まれました。読むと、内容は非常に面白いものでしたが、実験がいまいち雑(定量性が無い)なのと、全て試験管内の実験でin vivoのデータがない点も問題だったので、いくつかの実験の問題点を指摘しつつ、レジェクトするが再投稿をお薦めする、との審査結果をレフリーに送りました。その後音沙汰はなかったので、おそらくレジェクトされたのだと思っていました。おそらく他のレフリーの意見も同様だったのでしょう。

ところが先日同じ論文のレビューを別の雑誌から頼まれました。上記の雑誌より少し劣る雑誌です。著者達は上記雑誌にレジェクトされたので、少しランクを落とした他の雑誌に投稿したようで、そのレビューがまた私にまわってきたのです。読むと、前回のバージョンそのままで、私のコメントにまったく答えていません。なにおーです。せっかく時間をそれなりにかけてレビューしたのに全く無視とは。雑誌を変えるとはいっても少しくらいコメントに答えてから投稿しろよー、と思いました。前回のレビューをそのまま返してやろうかな。

人のフリ見て我がフリ直せ、では無いですが、レジェクトされてもコメントにはそれなりに答えてから雑誌を変える必要ありとあらためて思いました。
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by stemcell | 2011-09-28 18:49

ちこたん

どういう経緯だったか忘れましたが、先日妻と若い頃に歌った合唱曲に関して話をしたことがありました。彼女の育った場所は私の育った場所とは800キロメール離れていますが、中学校の合唱コンクールの練習風景などはどこも一緒なのですね。最後はまじめに練習しない男子に女子がおこり、涙ながらに練習しコンクール当日をむかえるという。日本全国どこも変わらないのかな。今はどうなのでしょうか。

その時、私が小学校の時に歌った「ちこたん」という合唱曲を思い出しました。歌詞が独特なので憶えていたのです。まだ少し歌えました。関西弁の魚屋の息子(おそらく小学生)が、「ちこたん」というあだ名の女の子を好きになり、結婚したいと思うのだが、彼女は魚嫌いなので結婚できないではないかー、と落ち込むが、彼女のエビ好きが発覚し、「エビだけ売ればいいのだ」と気を取り直す、といったたぐいの話がいくつかのパートに分かれている小学生向けの合唱曲です。途中のパートで彼女が交通事故で死んでしまう、という設定だったことは憶えていました。妻はそんな曲は知らん、とその時は言っていましたが、先日u-tubeで音源を発掘したようで、その歌詞に衝撃を受けたようでした。おそらくこの曲を合唱する小学校は地域性があるようですね。

私も歌詞や曲の展開が曖昧だったので、先ほどu-tubeで探して聞いてみました。懐かしいメロディーでしたがしかし、最後はその少年の恨み節で終わっていました。「ちこたん殺したダンプの運転手許さーん」と。こんな救いようのない終わりだったのかとちょっと驚きました。
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by stemcell | 2011-09-27 19:29

ぶどう狩り

先日ぶどう狩りに行ってきました。このところ毎年恒例になりつつあります。しかし今年はぶどうの出来があまり良くないようですね。あまりおいしくありませんでした。ワインの善し悪しも、同じ銘柄で良い年と悪い年とあるとは聞きますが、こんな様にぶどうの出来に左右されるのでしょうね。実際毎年同じところでぶどうを食べてみるとよくわかりました。
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by stemcell | 2011-09-24 21:09

ロボコン

先日テレビでロボコン世界大会をやっていました。これは毎年異なる競技をクリアするためのロボットを一年かけて作成し、その競技のタイムを各国の代表の大学生チームがトーナメントの勝ち抜き戦を行い、優勝を決めるというものでした。すなわち国別対抗戦です。これがなかなか面白い。競技時間は早いチームはたった一分でクリアーしてしまうというものなので、場合によっては一年間の成果がたった一分で決まってしまいます。その緊張感たるや実際にロボットを操作する人は相当に緊張するでしょう。メンバーの期待を一心に背負うのですから。その分優勝したチームは喜びを爆発させていました。サッカーのワールドカップに似ています。

前評判が一番高いのはやはりというべきか中国でした。日本と違い国の期待も背負っているのでかなりの重圧だったのでしょう、途中でロボットが止まってしまい、終了2秒前にラオス(だったかな)に逆転負けしていました。ロボットの設計はダントツよくできていたと思いますが、それだけではダメで、安定して機能が発揮できるものが優勝には必要なようです。日本チーム(東大)もその安定性にかけ、準々決勝敗退でした。

見ているとスポーツと変わらないですね。負ければ悔しく、勝てばとても嬉しそうです。でもロボットとなると費やせる時間とお金がものをいいそうです。発展途上の国が強いのは国がロボコンを応援しているからでしょう。なぜか決勝トーナメントに進んだのはアジアばっかりで欧米諸国はまったくいませんでした。もしくはアジア人は潜在的にロボット作りがすきなのかも知れませんが。そういえば昔米国でポスドクをしていたとき、隣のショウジョウバエを扱っているラボに日本人の大学院生がやってきました。かれはハエの卵に一定量の核酸(DNAやRNA)を打ち込む、通常市販されている機器をあっという間に自作してしまい、ラボの人間を驚かせていました。
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by stemcell | 2011-09-20 21:34

路線バス

昨日まで学会に参加していました。会場近辺にはホテルがないので、毎日バスで移動です。その路線バスに今回最前方の席に2回座る機会がありました。すると運転手の運転具合がよくわかるわけです。その土地でのバスの運転はとてもマナーの良いものでした。速度も適度に押さえ気味で歩行者優先、自転車を抜く時も無理に追い越すことはしていませんでした。

私は過去数回日本国内の異なる場所で生活しましたが、バスの運転はかなり地域差があるように感じています。ほとんど暴走車のようにバスがはしる地域もありました。そこでは、自転車を抜くとき、圧力ブレーキをプシュープシューと吹かせ威嚇していることもあり驚きました。きっとバスの運転というのは運転手が違ってもまわりのバスに影響されてくるものなのでしょうね。今私が住んでいる地域のバスも、昔すんでいた場所よりはましですが、かなり運転が荒い。その点、今回学会のあった地域のバスがうらやましかったです。
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by stemcell | 2011-09-18 22:11

ナッシュビル

今日の夜の番組で、米国テネシー州ナッシュビルの映像を見ました。去年流行った「トイレの神様」という歌をうたっていた歌手がそこを旅する番組でした。なんでもその歌(トイレの〜)で出てくるおばあちゃんがカントリーが好きで、かの有名な「テネシーワルツ」を教えてくれたそうで、そのナッシュビルをNHKのお金で訪問し、番組を作成、本人はこれをテコに再度人気を上げよう、という意図のもとに作成された番組のようです。最初は暇で見始めたのですがなかなか面白かったです。

まずその都市の映像がなんとも懐かしい。私がポスドク時代にいた小さな都市部の映像です。ナッシュビルといのは音楽が盛んな場所で、なんと人口一割が音楽関係者らしい。とはいってもカントリーが中心ですが。ライブハウスもいたるところにあり、その歌手もライブハウスに飛び入りで歌っていました。しかもなんと日本語で。ちょっとむちゃくちゃな気もしましたが、案の定評価は散々。米国人が他国の、ましてやアジアの言語の歌を、しかもカントリーで歌われた歌をちゃんと聴くとは思えません。私も英語の歌を聴くからいいのだ、と本人は言っていましたが、これは無茶です。英語は国際語なのです。好むか好まざるかに関わらず、英語以外の自国の言葉の歌を海外で歌ってはいけません。やはりその国の言葉で、その国の言葉を尊重して歌わなければ受け入れられません。それがこの世の中の仕組みと思います。英語が母国語の人は得なのです。いろいろな面で。これはどうしようもない事実。人気が出た韓国のグループだって日本語で歌わなければこれほど人気は出なかったでしょう。まあ日本語で歌ったのは番組のためとは思いますが、「トイレの神様」をナッシュビルの路上で歌ってもダメでしょう。

しかしその人はその後3日で英語の歌を書き上げ、再度そのライブハウスで歌っていました。これはなかなかよかった。歌詞は、日本人からみれはありきたりのような気もしますが、米国人は書かないような内容に思えました。少し向こうの人にもうけたのではないかな。ちょっと時間オーバー気味だったのか、司会者はイライラしていましたが。
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by stemcell | 2011-09-13 21:39

お酒

ここ数日送別会やらなんやらでお酒を飲む機会が多くありました。お酒を飲み始めて20年ほど経ちますが、若い頃に比べると飲めなくなったなーと思います。そもそも昔は二日酔いというのをしなかったですけれど、最近は油断すると結構な頻度で翌日引きずります。自分はまだ大丈夫だな、と思っていても翌日に持ち越すことがなんどかありました。なので最近は飲む時も少し押さえぎみです。

昔だれかから、人それぞれ一生のうちで処理できるアルコール量は決まっていて、飲んだ分のアルコール量が積算されて一定量を超えると異常が起き始める、という説があることを聞きました。その人はMR(医者に薬の営業をする人)をしていた人で、数人の医者がそんなことを言っていた、と言っていました。おそらく経験的なものでしかないのでしょうが、最近よくその言葉を思い出します。
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by stemcell | 2011-09-11 06:25

野球

先日知人と野球をしました。私は野球をするのはほぼ20年ぶり。昔は少年野球チームに所属していたのでそれなりにやってはいたのですが、野球は人数がそろわないとできないのでそれ以来ずっとやっていませんでした。だいたい人があつまってスポーツするとなるとサッカーですよね。ボールがあればできるし人数も適当でOK。でも野球はそうはいきません。海外の学会の合間でもサッカーはよくしますが、野球はまずやりません。

広い市営グランドを借りて試合をしたのですが、これが楽しかった。少年野球の試合はだいたいは小砂利ごろごろの小学校の校庭でやりますからね。市営球場のようなマウンドがあってふかふかの砂と芝の球場での試合は決勝あたりまですすまないとできませんでした。一度開会式直後の試合に当たったことがありますが、それが最初で最後かな。野球場に足を踏み入れたのはそれ以来です。

20年ぶりとはいっても体は憶えているもので、試合をすると自然と体が動きます。野球はサッカーよりもルールが複雑で、例えば守っているとき玉が同じところに飛んでもランナーがどこに何人いるか、何アウトか、といった異なった条件により動き方が変わります。でもそれが自然とできました。小さい頃の練習で体に染み付いているのだなーと実感しました。
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by stemcell | 2011-09-06 06:43