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学童保育の問題点

長男は今小学校一年生ですが、放課後学童保育に通っています。学童保育は自治体から補助金はもらっているが基本的に運営は父母会が行います。長男の通う学童はできてから15〜20年ほど経つのだと思いますが、当時まだ自治体は働く親の児童の放課後のことなど考えてはおらず、困った親達が自分達で土地を借りて家を建てて今の学童がスタートしたようです。このような学童保育は全国にあり多少なりともネットワークを形成しているようです。

ところが最近、少子化少子化と政府が騒ぐので、自治体も独自に放課後児童保育を小学校内で行うようになってきました。なので学童保育と言ってもこのように親が運営する形態の場所と自治体が運営する場所とがあるのです。

息子が通う小学校近辺にもこの2種類の学童保育があります。従来の学童保育へ通った場合、親が運営するわけなので当然会合や打ち合わせ、役割分担も多くなります。予算の配分はもちろん先生や指導員の人選なんかも全て親が行います。費用も高いです。しかしその分、自分たちでだけでいろいろな企画を行えるので小回りはききます。子供への目も行き届きます。一方自治体運営の方では、親への役割分担はほとんどありません。費用も安いです。しかし指導員がどのような経緯で採用されたどのような人かは不明瞭だったりします。指導員あたりの子供の数も多いと思います。どっちが良いというわけではありませんが、選択枠が2つあることはよいのではないかと思います。

私たちは結局どっちがいいかよくわからず、最初日替わりで両方に通わせました。学童保育も一ヶ月はお試し期間ということで入会費は徴収しないということだったからです。結局は家に近いということもあり学童保育に通うことになりましたが。2つに通わせたことは結構よかったと思います。もしも迷っている人がいたらおすすめです。

息子の通う学童では2年生の親が父母会の役員をやることになっています(つまり我々の番)。それに加え最近自治体が独自に学童を始めたことで、従来の学童保育所への補助金の削減や不要論もでてきたりもしているようです。そんなわけで問題山積の状態で引き継がれることになりそうで、来年度はいろいろ今以上に仕事が増えることでしょう。といってもほとんど妻がやっているのですが。
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by stemcell | 2010-02-28 07:50

小学生の発表

今週学部4年生の卒業研究発表会がありました。私の指導した学生も発表しました。30人ほど発表して台本を読みながら発表してたのは一人だけでした。私が卒研発表の頃はほぼ全員台本を読んだものでしたが、みんなりっぱなものですね。きっとむかしから人前で発表する機会があったのだと思います。

そういえば先日息子の通う小学校でオープンキャンパスみたいなものがありました。昔でいう学芸会と展覧会を一緒にしたようなもので、体育館や各教室で芝居を披露したり絵や工作に加えいろいろなテーマに関する調査結果なんかを発表していました。その中でビオトープに関する発表をしていたところがありました。生物クラブかなんかの発表だったと思いますが、4、5人が壇上に立ち、パソコンを駆使して調査結果を発表しているのです。台本は持っていません。これまたびっくりでした。そういった経験が今の学生にはきっとあるのでしょうね。
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by stemcell | 2010-02-25 06:45

服装とオリンピック

オリンピックのカーリングが人気です。昨日はBSで夜ずっと特集で放送していました。私も少しは見ますが、そんなに騒ぐほど面白いとは思いませんね・・なんかマスコミが日本チームを特別に祭り上げているような気がしてなりません。まあ若い女の子達を追いかけるのはマスコミの定石なのでそれ自体はビックリしませんが。他の種目でもメダルメダルと騒ぐのをどうにかならんかと思います。

スノーボードの国母選手の問題もありました。服装をどうしろこうしろ少しマスコミは騒ぎすぎです。服装を正せ、とかいってますが小学生じゃないんだからほっとけ、という感じです。税金を使っているからともいいますが、別に大金もらってるわけでもないのにセコいですねえ。。聞いてて情けなくなります。

税金と言えば海外出張費を含む我々の研究費の大半は税金です。そのうち研究者の服装はけしからん、とか言い出すかもしれませんね。そしたら研究者の大半はけっこうまずいことになります。
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by stemcell | 2010-02-21 21:20

スニーカー

私は10年ほど前ポスドクで2年ほど米国にいました。米国に長く滞在したのはそれが最初で最後でした。いろいろわからない風習やよく理解できないことに出会ったりしました。その中に電線にひっかかったスニーカーがあります。二足のスニーカーの靴ひもを結んで繋げたものが街中でよく電線に引っかかっているのです。投げてひっかけたのだと思いますが、なぜあんなにも多くのスニーカーが電線に引っかかっているのか。なにかのおまじないですかね。わかる人いたら教えてください。もっとも私のいた街だけの話かもしれませんが。
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by stemcell | 2010-02-17 19:55

教員、銃乱射

今日のニュースで米国の女性大学教授が会議中銃で上司を3人射殺したというニュースがありました。断片的な情報によるとどうもテニュヤー取得に関するいざこざが原因のようです。

米国の(すくなくとも生物系の)大学の教員になるには、まず博士号を取得後3〜5年ポスドクとして研究をしてその後大学の教員としての採用を目指します。運良く採用されても、最初はお試し期間として5年間ほどの契約教員としてラボを立ち上げることになります。そのお試し期間が終わる頃に審査が入り、研究成果や授業の評価等を基に終身雇用(テニューヤー)とするかどうかが審査されます。ダメな場合はそれでおさらば、もしくはラボのスペースは縮小されていくでしょう。このお試し期間をテニューヤートラックとか言います。

今回銃を乱射した人はどうもこのテニューヤートラックの審査される側の教員で、審査する側の教員3人を殺した、ということのようです。会議には旦那もいたとかいいますので、おそらく教員として引っ張られてきた旦那に付いてきた女性研究者で、テニューヤートラックの機会を数年前大学から優遇されたものと思われます。米国では夫婦どちらかを引き抜こうとした場合、その相手のポジションも用意することは通例としてあります(日本ではありえませんね)。

米国でテニューヤーを取るのも最近は厳しくなってきたようで競争が激しいのでしょうね。基本的にはグラント(競争的研究費)が取れているかどうかがテニュヤーを取れるかどうかを左右しているのではないかと思いますが、上に書いた夫婦間のことなどいろいろ複雑な事情がありそうです。

日本にもこのテニューヤー制度が増えてきました。しかしテニュヤートラック終了間際の評価等難しいことは変わりがなく、銃の乱射は無いだろうけれどもいろいろ問題は起こるかもしれません。ただし日本の場合はその点を考慮して、定年をむかえる教員の頭数を計算の上、テニュアートラックにのせる人数を決めている節があります。つまりよっぽどのことが無い限り契約期間終了後終身雇用となる場合が多く、青田刈りに近いのではないかと思います。定年がきっちり決まっている日本ならではですね。
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by stemcell | 2010-02-13 21:18

若手研究

研究費の仕組みが少し変わりそうという噂を聞きました。若手研究費は年齢に加え採択回数が3回までとか若手Sがなくなるとか聞きました。とはいえ枠組みが変わっても審査の仕組みまでは変わらないので大きな影響はなさそうではあります。

今ポスドクをしている多くの人はその後助教になる人が多いと思いますが、そうなると自分の研究費を自分で申請することになります(それができます)。ポジションは独立していなくてもその時に向けて研究費を自分で獲得することは必須です。特に出身研究室でないところの助教になった場合、研究費がないと自分の研究は基本的に進められません(あってもできない場合もありますが)。振り返ると、その時に向けてポスドク時期の仕事をもう少し考えてもよかったような気がします。

ポスドク時の仕事の内容をどのように設定するか、ということは今でもいろいろなところで話に出ます。海外の人はポスドク後すぐ独立するので、大学院時代と同じテーマでポスドクをする人はほとんどいません。独立に向けアドバンテージになるように、新しい研究領域や新しい実験系を立ち上げることができそうなラボを指向しているように見えます。日本でポストを得ようとした場合は少し微妙で、多くの人は大学院生時代の研究テーマをある程度引きずったままポスドクをします(私もそうでした)。実際そこで成果を上げると元のラボに戻れたりする場合も多いからだと思います。昔は自分独自のテーマを見つけるのは助教になってからでよかったのです。

しかし今は少子化でポストも減り、若手の独立したポジションも増えてきたので、日本でポストを得ようと考えた場合でも、独立を前提としてポスドク先を選んでもよいのではないでしょうか。つまり独立した時に行っている研究テーマに関しては、既に第一人者になっていことができるようにポスドク時の仕事を設定するのです。特にポスドクから助教を飛び越えて准教授(まれに教授)になる場合も今は多くなってきましたが、その場合それが必須と思います。そうすると研究費も問題なくすぐに獲得できるでしょう。
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by stemcell | 2010-02-07 07:25

節分と論文書き始め

昨日から論文を書き始めました。論文を書くのは一年ぶりです。ながく書いていなかったためになかなか進みません。図はまだ作っていないのでイントロから書き始めました。分野が今迄とは少し違うので、基礎的論文をチェックしながらでないと書けません。のでなおさら時間がかかります。といっても論文書きはある程度進んでくると急速にそのスピードが増す場合が多いです。構成がまだあまり見えてこない今の段階が一番進みが遅いです。

今回の論文はかなりの大論文になりそうです。いろいろな人に手伝ってもらいながら5年がかりで進めてきたもので共著者はかるく10人は超えそうです。論文が出来上がっていないのでなんとも言えませんが、今回はちょっと良い雑誌を目指そうと思います。

ところで今日は節分ですね。私の実家は大豆で豆まきをしましたが、東北出身の妻の実家では殻付きの落花生でやっていたそうです。なんか雰囲気でませんね。東北ではみんなそうなのでしょうか。でも実は私はあの豆まきの大豆はあまり好きではありませんでした(今はけっこういけますが)。子供にとっては落花生のほうがよいような気はします。
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by stemcell | 2010-02-03 21:42