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今年の論文とお菓子の家

今年もあっという間に過ぎ、残すところ2日になってしまいました。今年、筆頭著者の論文は一報だけでした。でもそれは私にとって思いで深い論文です。というのも私が今の大学に助手で赴任した当初に教授の人と始めた仕事です。その人は大学を既に去りましたが、担当した学生のデータを引き継ぎ細々と形になるまで研究を続けていました。それがようやく論文として発表できたわけです。

私が大学のスタッフとなって直接実験を指導した学生は4人ほどいます。教授のテーマを受け持った学生もいましたが、教授がいなくなった後も彼/彼女らの仕事はなんとか論文として発表するよう頑張ってきました。一応達成できています。論文の数が(筆頭著者でないとしても)今は欲しいということもありますが、教員として学生を指導したからには形としてなにかを残してあげたいとの思いからです。でもそんなことを考えるのも教員としてただ若いというだけなのかもしれません。教授になると論文は数というより質が大事になってきて、頑張って論文をまとめる人はよけいにいなくなってくるように思います。助手の人でも他のスタッフの仕事でそこまで気張る人はあまりいないように思います。

話は変わり、今年のクリスマスに妻が「お菓子の家作りセット」のようなものを買ってきたので子供と一緒に作りました。クッキーを説明書に従って焼き、組み立てるというものです。家の組み立てには卵白と砂糖を混ぜたものを使いました。けっこうおいしそうです。が、すぐ食べるのは惜しいとしばらく置いておいたら湿気ってしまい、あまりおいしくありませんでした。

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by stemcell | 2009-12-29 22:15

引退

昨日戦力外通告を受けたプロ野球選手のドキュメンタリー番組を見ました。そこで出ていた選手はだいたい30代半ばで私と同じ年代です。戦力外通告は突然電話でされるそうです。その場で無職です。厳しいですね。

そのような人達はオフシーズンに各球団の関係者が集まる実戦式のテストを受けます。そこで他の球団の関係者にアピールし、来年度の戦力として他球団から声がかかるのを期待して待つことになります。テスト後一週間まってどこからも連絡がなければそこでプロ野球選手としては終わりです。アマチュアで野球を続けるか他の仕事を探すかです。本人達は子供も小さくまだこれから30年働かなくてはいけないのは自明です。いろいろなことを考えるでしょう。多くの選手はまだやれるとの思いが強いと思います。見ていてつらくなるほどでした。赤星選手のように怪我で引退、というほうがまだ納得できるのではないかと思います。

研究者を志すポスドク研究者も似たようなものです。だいたいは2〜3年の契約で研究を行い、終われば次を探すのです。しかしこちらは体力勝負ではないので状況は多少違いますが。しかし仕事先を見つける上で野球選手と共通しているのは、他人とは違うなにかをもっているかどうかではないかと思います。代わりがいるような人の場合は難しいのでしょう。
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by stemcell | 2009-12-24 21:51

事業仕分け続き

事業仕分けの対象となったスーパーコンピュータの予算が復活したようです。しかし復活の根拠も理由もわかりません。新聞ではノーベル賞受賞者の意見やらがきいたとか言っています。まあ効果があったのは確かでしょうが、ではいったいあの事業仕分けはなんだったのか。透明性を高めての仕分けが売りだったのに、今度は一転なんの根拠も理由付けもなく密室で復活が決まりました。研究者は喜んで良いのかどうか。。。
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by stemcell | 2009-12-17 19:25

Uターン

先日久しぶりに交通違反で警察に捕まってしまいました。マックにお昼を買いに行こうと右折レーンの右折信号が青の時右に曲がらずUターンしたら近くにパトカーがいたようで数メートル先のマックの前で止められました。後ろの知らない車もちょうど私について行くような形でUターンしたので一緒に捕まっていました。私はここ数年違反がなくゴールドでしたので、今回くらいは見逃してくれるかと思いましたがダメでした。後ろの車も捕まっているのでそれは無理と思われます。罰金9000円。高くついた昼ご飯でした。おまけに今度の更新時からブルー免許です。

しかしはらがたつ。自分が悪いとはいえ9000円もとられると頭にきます。交通違反を取り締まる警官は捕まえるたび人をそんな思いにさせるわけで、それはそれで大変ですね。毎日何回も人から恨まれるわけですから。長くやると性格が少し歪みそうです。

しかし私は右折レーンから右折信号がある交差点でUターンしてはいけないということをよく理解していませんでした。右折信号の青は右折のみ許す、ということでUターンすることは信号無視になるそうです。知ってました?
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by stemcell | 2009-12-15 23:11

おろし餅

先週末、町内会の餅つき大会がありました。私達家族は今年度町内会の班長だったので運営委員の一人です。ここ二週間くらいいろいろ忙しかったので準備はだいぶ妻にも手伝ってもらいました。

餅つきといっても、餅の他に豚汁、焼き鳥、焼きそばと作ります。それぞれ手分けをして準備をしますが、私たちは餅つき係でした。前日に臼を洗い、米やアンコを準備し、当日公園で餅米を蒸し、餅をつき、丸めみんなに配る係です。最初についた餅は準備をした人達で一口づつそのまま食べましたが、すごくおいしかったです。つきたての餅はおいしいですね。

餅つきも手分けして行いましたが、私は子供頃野球のチームの納会で試しにやったことがあるくらいで最初はコツがわからずかなりぎこちなかったです。最初は若い人だからツクよう頼まれましたが、危なっかしいのか直ぐに代わってくれました。最後のほうはだいぶコツもつかめましたが。

餅つきは蒸した米を突然つきだすのではなく、最初はこねくり回すのですね。ここである程度潰してからぺったんぺったんとするのです。こんなこともよく知りませんでした。しかもこのこねくりが結構大変でした。でもここが肝心で、水をあまり使わず粘ったおいしい餅に仕上げるためにはここが肝心ということでした。しかしなかなか力のいる作業で、ツク時よりも力を使いました。

餅はアンコ、きな粉のほかにオロシ餅を作りました。オロシ餅(辛み餅ともいいます)というのは、ついた餅を大根おろしにからめたものです。私の育った地域では餅つきの際よく作っていましたが(普段はあまりしません)妻は始めて見たそうです。この餅、地域性があったのですね。気持ち悪がってほとんど食べていませんでした。おいしいのに。
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by stemcell | 2009-12-08 23:00

学会発表

ここ数週間、いろいろな学会や研究会があり、いろいろあわただしくしておりました。さらには英語で発表する機会が3回あり、しかもすべて違うテーマでの発表だったのでその準備が大変でした。

ひとつの会議はその分野の名の知れた人たちが海外からも招待されているような立派なものでした。私はその中ではかなり若い講演者でした。にもかかわらず呼んでくれたオーガナイザーが呼んでよかったと思われるような発表にしなければとかなりのプレッシャーでした。前日の夜はあまり眠れませんでした。

その会議はシンポジウムでしたので、発表内容は自分の仕事だけでなくその分野全体の現状と問題点を網羅できるようなものにしないと思われました。そのためスライドの準備というよりは話す内容の構築に時間を費やしました。自分たちが出したデータだけでなく、他の研究者のデータもすべて含めてどのようなモデルが考えられるのか、ということに関してかなり突飛なモデルを提示したりもしました。

発表後、私を呼んでくれたオーガナイザーの人からよい発表でしたと声をかけられました。ほっとしました。その日は寝不足にもかかわらず知り合いの研究者と2時まで飲んでしまいました。
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by stemcell | 2009-12-05 11:20