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抗体作り

ここ数週間、実験しまくっています。今日も朝からプラスミドプレップ、制限酵素処理後電気泳動でインサートを確認、これと平行してウエスタンブロッティング、と平行してHis-tagタンパク質を精製しそのプルダウンアッセイ(SDS-PAGE付き)と盛りだくさんでした。11時間実験しっぱなしでした。結果も期待されたものでよかったです。

数ヶ月前に抗原を用意し、ウサギに免疫してもらった血清が業者から届き、その検定をしました。その結果上手い具合に目的タンパク質が検出できることがわかり一安心です。

自分の調べたいタンパク質の挙動を知る上で、そのタンパク質を得意的に認識する抗体はほとんど必須です。そのような抗体をよくウサギを用いて作ります。自分の調べたいタンパク質を大量に用意し、それを2週間おきにウサギに4、5回注射し(するとウサギの血液にこのタンパク質に対する抗体ができます)、その後そのウサギの血清を用いて実験するのです。しかし実際自分で自分のやっている行為を文章にしてみるとほとんど鬼畜の行為ですね。

昔は抗原を自分でウサギに注射し抗体を作ったのですが、昨今それを代行する業者ができ、研究者自身でウサギに注射することはなくなってきました。私は一度も自身でウサギに注射したことはありません。そのぶん罪悪感も薄れてしまうような気がします。
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by stemcell | 2009-10-27 21:24

研究費の申請について

私が初めて科研費の申請書を書いたのは今から6年前になります。当時は博士取得後4年目でした。その時になって初めて科研費の申請資格が得られたのです。

そういえば科研費の申請資格ってどうなっているのでしたっけ。科研費で雇われたポスドクは科研費に応募できないのは理屈からいってわかります。では定年退職した研究者はどうなのでしょう。そもそも一般の人は応募できるのかな。できても良いような気がします。研究計画を達成できる設備があれば問題ないですよね。

それ以来毎年のように研究費の申請をしています。科研費だけでなく企業の奨学寄付金にも何度か応募したことがあります。勝率は5割程度ですかね。そんなわけで7年目にもなるとだいぶ申請書を書くのも慣れてきました。申請書を書くには今後の仕事の展開を深く考えることが必要になるので、その意味でも一定の間隔で研究費の申請をすることは意味があると思います。行き当たりばったりで研究してはよい成果はあがりません。

申請書が出来上がった段階でなんとなく通るか通らないか、私はなんとなくわかります。無理をして書いた申請書は必ずと言っていいほど落とされました。逆に自信があって落とされた申請はほとんどありません。ということは、日本の研究費審査のシステムは一応うまくできているのかもしれませんね。

とはいっても、通らなそうだ、と感じる原因の一つにサイエンスと関係ない部分があったりもするのですが。特定領域研究の公募班なんてのは顔の見えない部外者は通らないですよね。だからなくなってよいと思います。
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by stemcell | 2009-10-23 21:26

保育園の先生

週末は子供の通う保育園の運動会がありました。1歳の長女の出るプログラムはほぼ一個なので暇を持て余し気味でした。長男のころは保育園の運動会も目新しかったのですがだいぶ慣れてしまいました。

去年長男は年長でその時よさこいソーランを踊りました。今年も年長組はよさこいを踊っていました。しかし明らかに去年のほうがよかったです。去年はもっと子供達も楽しそうに踊っていましたし身体のキレもあったように思います。その違いはおそらくは担任の先生の指導の仕方が表れたものと思います。本番では子供と向かい合って先生も踊るのですが、去年の先生はのりにのって踊っていました。しかし今年の先生は少しテレがあるのか本気で踊っているとは言えません。きった子供は小さいときほど指導者の影響受け易いものなのでしょう。
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by stemcell | 2009-10-20 22:09

H21年科研費2

科学研究費補助金の申請シーズンです。以前書いたように私は今年度から2年間のプロジェクトが採択されているので今回は申請しません。なので気楽なものです。

科研費はいろいろな区分に分かれており、個々の研究者は自分の提案する研究に最も適した区分に申請します。区分により申請金額が違っていたり年齢制限があったりします。例えば私の年代(30中頃)では「若手研究費」という区分に申請するのが一般的です。若手研究費は更にB, A, Sに分類されており、それぞれの申請金額の上限はだいたい500万円/2年, 2000万円/3年, 5000万円/3年ほどだったと思います。採択率はどれも変わらず2〜3割です。この他にもいくつも区分があり、2つか3つ重複申請するのが普通です(中には重複申請できない組み合わせもあります)。しかしいくつも申請してはほんとに研究が達成できるのか怪しいので、最近は申請書に”エフォート”欄があり、研究や教育に注げる全労力の何%を個々の申請研究もしくは採択中の研究に費やせるかをまとめて書き込むことになっています。この時エフォートは計100%を超えないようにしなくてはいけません。重複した研究費分配をさけるための方策と思います。

さらに若手研究費を除く多くの区分では、申請者と一緒に共同研究者と共に一つの申請書を書くことができます。この場合は共同提案者の身分や業績も書くことになり、主提案者同様、共同研究者の業績も考慮に入れて審査員は審査します。この場合、共同研究者にも研究費の配分があるのが普通です。しかしその分その共同研究に対しエフォートを払わなければなりません。これが自分の申請の足かせとなる場合があったりします。

ところが最近、”共同提案者”ではなく”連携研究者”として共同研究者の名前を申請書に入れることができるようになりました。この場合の連携研究者は、採択された際お金の配分はありません。しかし連携研究者はエフォートも付けなくてよいことになっています。今回この連携研究者になってくれと2人のひとから頼まれました。連携研究者にとっては名前を出すデメリットは無いように思えたので2つ返事でOKしました。それで共同研究が進めばこちらもありがたいというものです。

ところで今日緊急学内メールで、科研費の区分の中で”新学術領域研究”と”若手研究S”の募集停止のニュースが入ってきました。おそらく民主党の予算再編に伴う措置と思います。2700億円の旧内閣府主導補正予算研究費はともかく科研費にも手をつけるとは思いませんでした。ちょっとびっくり。予算の見直しはかなりのところまで行われているようです。

しかし科研費で手をつけるとすればこの2つというのは納得がいきます。”新学術領域研究”というのは数年前まであった”特定領域研究”の後継版です。特定領域研究と違う点は、もう少し異分野の融合を図った共同プロジェクト研究を対象としている点です。しかし結局は同じようなものになっているような気がします。こういったたぐいの研究は共同プロジェクトの体裁はしていますが、結局は個々の研究者がもらった研究費で好きなことを個別にやるのがオチです。自分でもらった基盤研究の付け足しみたいなものです。そもそもほんとに共同でなければ出来ない研究は基盤研究で共同提案すればよいのです。

若手研究Sもあまり必要ないように思います。だいたい対象としている人がどのような人なのか具体的によく解りません。若手(42歳以下)で独立している人を対象としていますが、そんな人は大学にほとんどいません。いてもたいてい凄い成果を上げている人なので、年齢制限がなく研究費も同じくらいの基盤研究AやSに応募すればよいと思います。今年申請を考えていた人は実際そうするでしょう。
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by stemcell | 2009-10-16 22:09

キャンプ2

週末またまたキャンプにいきました。二回目なので準備も早々に終わり、さすがに二回目になると慣れてくるね、などどいいつつ出発しました。キャンプ地に着いてさあ昼ご飯、という時に忘れ物に気づきました。なんと焚き火台や軍手、防火手袋(ダッチオーブンを掴むのに必須です)など火周り一式忘れてきたことに気がつきました。もうそのまま帰ろうかと思いましたが、幸い近くに炊事場とコンロとして使用できるU字溝があったのでそれを利用して料理することにしました。炭や薪はあったのでそれでなんとかなりました。

ところが夕方、今度はランタンがないことに気がつきました。さすがに明かりがないとマズい。ところがそのキャンプ場にはかなり明るくなりそうな街灯(のようなもの)がありました。おそらく大人数でのキャンプの際に使うものと思われます。その日キャンプするのは私たちだけだったので(ほとんどの人はコテージに泊まっていました)管理人に頼んでつけてもらいました。おかげで夕ご飯の支度も問題なくできました。しかし夜中ずっと明かりがついたままだったので夜中でもテントの中は明るく、その点はあまり雰囲気がありませんでした。
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by stemcell | 2009-10-13 21:07

タイ焼き

今日職場からの帰り家にお土産を買って帰ろうと近所のケーキ屋さんにいくとお休みでした。しょうがないので向いに新しく出来たタイ焼きにいきました。そこはつい最近できたタイ焼き屋です。少し噂になっていたのですが、私は食べたことがありませんでした。なぜ噂かというと出してるタイ焼きが少し違うのです。見ての通り衣が白いので、白タイ焼きとか呼ばれるタイ焼きを売っています。食べてみると米粉かなにかで衣を作った感じでモチモチしました。ビックリするほどではないですがなかなかおいしかったです。

タイ焼きといえば私の年代にとっては「泳げたい焼き君」です。うちにもありました。レコード。まだ歌詞憶えていますよ・・むあいにち〜むあいにち〜とね。B面は「一本でもにんじん」でしたかね。

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by stemcell | 2009-10-08 21:34

ボクシング2

今日ボクシングの放送がありました。亀田大毅が挑戦者としてタイのチャンピオンと戦っていました。この選手、数年前チャンピオンの内藤と世界戦を戦ってえらい騒ぎをおこした選手です。その時は内藤の圧勝で、ついでにセコンドをしていた亀田選手の父親の思わず吐いてしまった暴言が日本中に生放送されたことがありました。それがきっかけでその父親はボクシング界永久追放になってしまいました。かわりに内藤選手はそれ以来テレビに引っ張りだこです。対戦相手がそんな事件を起こさなければこんなに人気が出ることの無い選手なのですが。

今回も亀田選手は負けました。戦いを見ているとまだ世界戦を戦うレベルにない選手と思います。実力が注目度に明らかに比例してません。試合前はいろいろ大きなことを言うのですけれど、基本的に芯に弱い部分をもった人間でボクシング選手には向かない気がします。試合をするとそれが露呈します。このまま続けても世界戦に勝つことはできないでしょう。もっともそろそろボクシングを止めるのではないかと思いますが。

今度は内藤と亀田興毅(大毅の兄貴)が戦うそうです。興毅は別の重量クラスのチャンピオンで弟と違いそれなりに強い選手です。これは見物です。まさに弔い合戦。面白い試合になること間違いなし。見逃せませんね。
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by stemcell | 2009-10-06 21:41

ライブハウス

週末友人のライブを見に行きました。初めていくライブハウスでした。6バンド中2バンドが私の知り合いのバンドでした。そのうちの一つは私の学生時代の同級生のバンドです。彼らは卒業と同時にそのバンドを結成したのでかれこれ15年以上同じバンドをやってきたことになります。よくまあ続いたものだと思います。彼らのステージを見るのはほぼ7年ぶりくらいですが、よくも悪くもまったく変わりませんでした。もう一つのバンドは私がアメリカにいたとき一緒にバンドをやった友人が帰国後新しく組んだバンドです。半年前にも見みいきましたが、演奏は以前よりもまとまっているように感じまた。

そのライブハウスへは家から2時間弱くらいかかるのですがライブ終了後昔話をしていたら終電を逃してしまいました。友人宅に止めてもらい朝の通勤電車で家に帰ってきて、それから職場に向かいました。通勤電車に乗り馴れない私は寝不足も相まってふらふらでした。
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by stemcell | 2009-10-05 21:22