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衆議院選挙

今日は衆議院選挙の日でした。民主党が圧勝との現時点(22時)での報道。それだけ政治になんらかの不満がある人が多いということだと思います。これまで通り自民党政権を支持したいと思う人は現状の生活に不満の無い人だと思いますが、そのような人はそれだけ少ないということです。特に私くらいのいわゆる”貧乏くじ世代”は世代間格差を感じている人が多いので、現状の政治体制を支持する人は急激に減っていると思われます。若い人で政権継続を望む人は土建会社の人か親が大手会社の重役かもしくは北朝鮮を始めとしたよその国に軍事的脅威を感じている人くらいと思います。

他の(生命)科学者のブログをちらほら見ると、政権が変わった時の科学技術政策の動向が気になる、ということを書いている人が時々います。私からすればなんでそんなに気になるのかわかりません。政治家が科学技術政策に対して大きな変革をするとは思えません。基礎研究と応用研究のバランスが多少変わったり、COEがなくなったりするくらいで、そんなものは大したことではありません。予算が大幅に削られたりはしないはずですし。研究費制度に不満はもちろんありますが、それは政権が変わったからといってかわるものではないです。

理系の人間があまりに政治の世界もしくはその近辺にいなさすぎることはその一要因と思います。今迄は役人がいろいろな科学政策を立案してきたと思いますが、それらの人たちは常になにか新しいことをしないと生きていけない人たちなので、政権が変わってもよく考えずいろいろな科学技術政策を立案するでしょう。しかしそれらの中に研究のことをわかっている人、つまり現役研究者はほとんどいないのです。

研究者自身が自ら科学技術政策、すなわち予算の配分を決定できることが理想と思いますが、これはすぐにはかなわないと思います。なぜか理系出身者を日本は大事にしないので、そのような重役に会社でも役所でも理系の人間を抜擢しないのです。実際実際理系出身者と文系出身者とでは生涯賃金にそうとうな(数千万円以上?)格差があります。そのあたりから変えないといけません。
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by stemcell | 2009-08-30 22:02

ガンダム2

試験も終わり、ガンダムの続きを見ています。今日最終話でした。なんとも表現し難い終わりですね。かなしい/さみしい/うれしいに加え私は昔見たので懐かしいという感情が織り混ざったような感じでした。七年後を描いたという次作も気になるところです。こちらは私は全く見たことがありません。

やはり30年ぶりに見ると小学校低学年だった当時は登場人物の背景なんかが完全にわかっていなかったのだろうな、と思いました。シャーとセイラの関係なんかはわかり易いですが、スレッガー中尉がミライに投げる台詞の意味なんて小学生にわかるわけがないですよね。でもまあ面白かったです。時間ができたので次は村上春樹の小説でも買って読もうかな。
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by stemcell | 2009-08-27 21:54

2ちゃんねる

例の資格試験が終わりました。ほっとしているところです。この試験、解答率で合否は決まるので自己採点でだいたい受かっているかどうかがわかります。しかし問題は答えが公表されないことです。そこでいろいろな手を使って自己採点をすることになります。一番使えたのは、やはりというべきか2ちゃんねるでした。かなり助かりました。そこではかなり真剣に今回の受験者達が正誤の判定をしています。こうではないか、ああではないか、とオープンに個々の問題の正解をディスカッションをしているのです。このサイトがこんなに使えるものだとは、という感じです。そこでの結果を信じる限り、おそらく合格しているでしょう。

早起きの癖はすぐに治らずに今朝も6時に起きました。せっかくなのでまたなにかの試験を受けようかな。
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by stemcell | 2009-08-26 06:10

レスポール

先日レスポール氏が亡くなったというニュースがありました。この人はギターリストとしても有名ですが、ギターそのものを作ったことでも有名です。

ギブソン社とフェンダー社はエレキギターの2大メーカーですが、そのギブソン社の看板ギターがレスポールです。私もそのタイプのギターを一台持っています。といっても日本のフェルナンデスというメーカーが似せて作ったものですが。それでも製造後30年経つのでそれなりに良い音がします。古いとなぜか良い音が鳴るのです。水分がいい具合に跳ぶからと思います。レスポールは私がギターを弾き始めた20年前に比べ、今はだいぶ安くなりましたが、それでもまだ10万は超えると思います。レスポールの特徴はその音の太さにあります。これは材料に使う木(マホガニーといったかな?)が重いためです(と思います)。反対にフェンダーのギターは軽い木を使うので軽い音がします。どちらがよいというわけではなく、だいたいのギターリストはこの2台を持っていて使い分けます。どちらを主に使うかの違いだけです。私もその2台を持っています。今のバンドでももっぱらレスポース(もどき)をつかっています。

レスポールのつくったギターが元となり、その後様々なギターや音楽が生まれてきたと言ってもよいかもしれません。その点科学分野の新しい測定器に似ているような気がします。
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by stemcell | 2009-08-21 22:45

JFL

先日実家に帰った際、地元のJリーグチームの試合があるというので見に行きました。競技場まで歩いて行ける距離なのです。Jリーグと言っても現在JFL(J1の下のJ2の下のリーグです)ですが。JFLの試合とはいえ、地元ということで思い入れがある分かなり白熱して応援しました。今年度J2に上がることを目指しているそうです。観客は3000人弱くらい。芝生席もだいぶ埋まって結構人は集まっていました。地元ではかなり力を入れて応援していて、街のあちこちでポスターを見かけます。しかし応援サポーターはまだ20人くらいでした。それでもがんばって応援していましたが。

その日は格下相手に引き分けでした。そのせいか選手達がいまいちブッキラボウです。もう少し愛想が良くても良いように思います。試合終了後、みんなで挨拶には回るのですが、それ以外手を振ったりサインをしたり、ましてや笑顔の人は一人もいません。目も上げない人が大半です。あれはちょっとまずい気がします。あまり今のチームに思い入れがないのでしょうか。まあ真夏の試合で疲れきっただけかもしれませんが。

JFLクラスの選手はどのような境遇で選手をしているのかな、とも試合を見ながら思いました。年俸だけでは暮らしていけないでしょう。きっと平日はスポンサーの会社かどこかで働いていて、その合間に試合をしているのだと思います。そのような人たちからすれば、今後サッカー選手で飯を食うのかどうするかの瀬戸際の選手が多いのかもしれません。それがブッキラボウの原因かな・・
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by stemcell | 2009-08-18 20:39

ガンダム

この夏とある資格試験を受ける予定で勉強していることを先月書きました。その勉強もいよいよ追い込みです。今週はずっと勉強していました。こんなに勉強することはもう先ないような気がします。

7歳になった長男とよくビデオを借りにいくのですが、先日ガンダムのDVDを発見。息子も見たいというので一巻目を借りてきました。第1話〜4話まで収録してありました。私はこのアニメ見るのはほとんど30年ぶりです。話の粗筋はなんとなく憶えているのですが細部はほとんど憶えていませんでした。

見てみてびっくり。ものすごく細かいキャラクターの描写をしています。大人になってからでないと実感できないような台詞も多くあるように思います。全体として大きなストーリーがあるのですが、放映時の番組の長さ(30分)の区切りで個々の話は作るのでストーリーの展開に強引なところはありますが、なかなかよく出来たアニメですね。その後の巻も借り続けています。今ランバラル隊と戦っているところです。

ガンダムといえば私の年代はプラモデルですね。超人気でまったく買えませんでした。オモチャ屋に入荷する日は近所中の子供が集まってきて一つのプラモに数百人が殺到していたと思います。延々とじゃんけんを繰り返すオモチャ屋と並んだもの順に買える場所とがありました。私が最初に手に入れたプラモは残り物のホワイトベースだった記憶があります。手に入れた時はうれしいようながっかりしたような複雑な気持ちでした。子供はやはりモビルスーツが欲しいですよね。今だったらホワイトベースもいいと思えますが。
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by stemcell | 2009-08-14 18:00

ビール2

今月、久しぶりにビールを作りました。東急ハンズでカンズメになっている素を買ってきて酵母を入れて作ります。だいたい一回に18リットルできますがそれで2000円か3000円くらいです。2週間前に仕込んでいたので今日は瓶詰めです。消毒やらなんやらで2時間くらいかかってしまいました。飲めるのは来週末ですかね。このカンズメ、普通に作るとアルコール度数が法律上限を上回るのでそこを上まらないよう注意が必要です。今回も前回同様エールビールです。

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by stemcell | 2009-08-08 21:17

女性研究者

今回の内閣府の2700億の研究費に応募が560件あったそうですが、女性研究者はそのうちの10件程度だそうです。非常に低い数値と最初は思いました。しかしよくよく考えてみると実際応募しているのは研究室を主催してからある程度以上の実績を上げた研究者に限られるので、その位の地位にある女性研究者の数を考えれば当然の数値と思います。女性研究者は、博士を取る人も少ないですが、その後、助手、准教授、教授と上がるに連れて増々男性との比率が下がっているのです。

そこで女性を優遇し、大学や研究所に女性用の特別スタッフ枠を作るべきだ、という意見もあります。しかしこれは現時点でおこなってもうまくいかないでしょう。元凶は日本の大学の講座制にあると思うからです。現在の日本では、博士を取った後、2、3回ポスドクをし、どこからのラボの助手か助教授になって教授の手伝いをし、その後50頃になってようやく教授になれるのです。ポスドク後すぐに独立してラボを持つことはほとんどできません。

なので30代の若い頃に他人のラボの小間使い的仕事ができる人間がその後生き残り、教授になるシステムなのです。30代に結婚出産育児に追われる女性が脱落して行くのはこの制度が生き残る日本では当然といえば当然です。自分の教え子くらいでないと助手や助教授で教授が女性を採用する機会は非常に少ないのが現状と思います。女性研究者が少ない少ない問題だ、という教授クラスの研究者だって教え子以外の女性を自分のスタッフとして採用することはほとんどしないでしょう。

女性優遇策を推奨する人はよく米国の大学で行われているシステムを引き合いに出しますが、これはテニューアートラック制度がうまく働いているからできることです。ラボを持つ最初の機会は女性を優遇しても、その後成果が上がらなければ男性研究者同様ラボスペースは縮小の一途をたどります。これならば多くの人が納得するでしょう。しかしいきなり永久職のポストを女性優遇とするのは納得できない人が多いと思います。

では若手女性研究者はどうするか。私の意見は出身研究室のスタッフになることをまず考えるべきと思います。そのためには博士課程の時にあまり自分独自のテーマを持たず、出来る限り教授のメインテーマで成果を上げることが大事なのではないでしょうか。博士取得後その可能性が無くなったときは、できるかぎり早くラボを持つことが重要でしょう。今は若手を対象としたテニュアートラックも日本に増えてきたので、そこが狙い目と思います。この選択の時はある程度大きな成果を、結婚や育児を犠牲にしても、ポスドク時に上げることが必要です。ラボを持ってしまえば気兼ねなく育児と研究を両立できます。現実的に男性と同じように助手、准教授のポスト争いをしても女性はなかなか大変と思います。
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by stemcell | 2009-08-04 22:37