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学会紀要

今日投稿していた論文の一つがアクセプトされたとのメールがきました。最近いろいろな仕事がまとまり、かつ発表する機会が多くあったため今年に入ってから受理された筆頭著者の論文はこれで3報目です。これ以外に、前にいろいろレフリーとやり取りしたと書いた論文が1報あります。もちろん発表する論文のランクはそう高くはありません。今年は数多く書き、来年はよりハイインパクトなジャーナルを目指そうと思います。研究者の業績は数が多いだけではだめで、ときどき有名なジャーナルに論文を発表するのが求められるのです。

今回受理された論文はある国際会議の紀要として、あるジャーナルの特集号に発表されるものでした。レビューは一応する、といわれていましたが、大抵の国際会議の紀要と同様それほど厳しくないだろうと推測されました。しかし提出後レビューに6ヶ月かかり、なぜかレフリーが4人もいました。なにかの手違いとしか思えない厳しさです。4人のレフリーがついたのは、生命科学雑誌御三家(Cell, Nature, Science)のジャーナル以来でした。業績欄には紀要としてではなく原著論文というかたちになるので、まあよいとは思いますが、これだけ厳しいのであればもう少しランクの高い雑誌に普通に投稿すれば良かったかもしれません。
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by stemcell | 2008-08-30 21:36

落雷

先週雷が家の近くに落ちました。そのせいだと思うのですが、家のパソコンにつないでいるモデムがいかれネットワークにアクセスできなくなってしまいました。おそらく雷が電線に落ち、過電流かなにかがモデムに流れてきてしまったためと思われました。家では未だにADSLでネットにアクセスしているので、モデムに電話もつないでいます。電話も通じないのでこれはモデムのせいだろう、ということになりました。

そこでプロバイダーに電話をしたところ、月曜日に係のものがかけ直すのでその時に言われた通りに配線等を入れ直してみてくれ、とのこと。これでまず三日待ちました。月曜に電話が来て話をしながらパソコンとモデムの設定をやり直す、という作業をしようとしましが、マックを使用している(私は家ではマックを使っています)と聞くと電話の向こうの係りの人が慌てだしてしまいました。どうもマニュアルにはマック用の対策が無いようで、向こうも慌ててしまっていたようでした。結局こちらの症状を説明するたびに何度も電話を中断し、マックに詳しい人に話を聞きに行く、というなんともじれったい作業が続きました。結局は雷でモデムがいかれたのだろうということになり(最初から信じろー)、新しいモデムを送ってもらうことになりました。今日それがめでたく届きネットワークにアクセスできるようになった次第です。マックはかなり少数派なのですね。ラボでもマック使いは私一人になってしまいました。
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by stemcell | 2008-08-27 22:18

ネガティブなコメント

今日は夜女子ソフトボールの日本対オーストラリアのオリンピック3位決定戦をみました。この競技は変則的な決勝トーナメントになっているため、その試合に負けたほうが3位になり、勝った方が明日の決勝戦に進める、というものです。決勝の相手は既に米国に決まっています。

延長戦にもつれる白熱した試合でした。結局延長12回(くらい)までもつれてようやく決着がつき、日本が明日の決勝に進むことになりました。しかし日本のチームは肝心な時に点を取られたりミスしたり自ら首を絞めているようなところもありました。さらに日本チームは今日2試合こなしたので、一試合しかしていない米国に明日の決勝で勝つのは難しいのではないかと思います。勝てばすごいですけどね。

もっと気になったのはそのゲームの解説者のコメントでした。やたらとネガティブなのですね。あーあ、とか連発しながら日本の選手にケチをつけるという、なんとも聞いてて楽しくない解説者でした。まあ元日本チームの監督なのでケチをつけたくなるのもしょうがないのでしょう。関係ないですが、研究指導している学生の実験が上手く行かない時にこんなふうにネガティブなコメントを学生に言ってはいかんなーなどと思ったりしました。

しかし女子のソフトボールというのは(男子もですが)私の生まれ育った地域にはまったくその競技をする土壌がなかったのですが、どこからあのような世界的な選手がそだったのでしょう。場所によっては盛んな地域があったりするのですかね。早朝中年ソフトボールチームはよく見るのですが。
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by stemcell | 2008-08-20 23:15

初ライブ

昨日今組んでいるバンドの初めてのライブがありました。私たちの他に5バンドでました。他のメンバーの知り合いが結構きてそれなりに盛り上がりました。演奏はあまり良くできたとはいえませが、最初はこんなものと思います。ゴルフと似たようなもので(私はしませんが)、練習の時にスタジオで合わせるのとステージでやるのとではだいぶ演奏感覚がちがうのです。

私は日本でライブをやるのはほぼ15年ぶりです。他のバンドも見て思ったのですが、昔に比べ今のライブでは結構みんなMC(演奏途中に次のライブの告知等いろいろ話をすること)を長くするのですよね。それがお決まりのようになっていて、そこでも客を引きつけないといけないという暗黙の了解があるように思えました。

具体的には昔はメンバー紹介やライブ告知しかしないバンドが多かったように思いますが、最近は小話をするのですね。“ネタ”の披露会のようでした。まあ周りはほぼ私よりも10とか15歳若い人たちなのでギャップを感じるのは当然で私には到底できないことなのですが、やっぱりラモーンズのように間髪をいれず演奏するのが私には合っています。
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by stemcell | 2008-08-17 12:07

科学的知識の蓄積

数ヶ月前、論文のレバイズ(改訂)に関する記事を書きました。その論文のレバイズを終え、先月エディターに提出しました。その再審査結果が帰ってきました。3人のレフリーに再度まわりその結果、私たちの得られた結果を基にしたあるタンパク質の挙動に関するモデルに関して2人のレフリーの激しい反対にあい(彼らのモデルとは合わないのです)、不採択でした。レフリーはどうしても我々のモデルには賛同できないようで、そんなもの発表されたら困る、という感じです。そんなにむちゃくちゃなことは書いておらず、素直に実験結果の解釈を書いただけなのですが・・エディターも気を使ってかそのジャーナルのもう一人のエディターにレフリーのコメント等を合わせて見てもらったようです。しかしレフリーの3人中2人が反対しているようだとさすがにそれを無視して採否を判定はできないということでしょう。

このようなことは科学論文が出版される過程でよくあります。科学というのは多数決で決着がつくものでは本来ないのですが、論文の審査の過程では影響を及ぼします。どちらが正しいかは今後仕事が進めばはっきりしてくるのですが、その過渡期では多数の支持が集まっている仮説の反証論文は出づらいものです。コペルニクスの地動説なんかはその最たるものですかね。身近には二酸化炭素が地球温暖化の原因だ、と言われていますが、これにしたって科学的には完全に証明されたわけではありません。大多数の人が支持している(実際は支持しているのはマスコミ関係者だけで、専門家の大部分は支持していない、とも言われています)というだけなのです。しかし仮説が入り乱れているなかで、そのどれが正しいのかをはっきりと示した論文は良い論文として評価されます。少なくとも私の今回の論文は残念ながらまだそのレベルにないと言えるのでしょう。

追加の実験などは求めずに反論しているのでこちらもどうしようもありません(そもそも現時点では誰もよい実験方法を思いついていないのです)。そのレフリーのコメントを読めば誰かはだいたいわかります。どちらもその分野の大物で、向こうもコレスポンディングオーサーの私のことを知っているはずです。向こうも自分の書いたコメントを読めばオーサーの私が、レフリーが誰かを推定できることは読めているでしょう。それをふまえた上でのコメントなのです。ほとんど喧嘩ですね。もっとも(すくなくとも私は)その喧嘩が楽しくもあるのですが。最近は研究分野の細分化が進み、それぞれの研究者はなるだけ競合をさけようと独自の路線に進みがちです。このように激しいやり取りがまだ残る分野の研究をやることは、それなりに大変ですが、やりがいはあるというものです。
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by stemcell | 2008-08-10 21:04

オリンピック

今日オリンピックの開会式がありました。ちょこちょこ見ましたが、感想はなにもありません。あんなケバケバしい出し物を好き好んでみる人いるのでしょうか。そもそもスポーツの祭典であるオリンピックにあんなに立派と言えば立派なショーなぞ必要ないと思います。見せたければ別の機会にやればいいし見たい人はその機会に見ればいいのです。こんなに開会式のショーをありがたがるようになったのはいつ頃からなのでしょうか。最近はどんどんエスカレートしているように思えます。ただ選手の入場は見ていて飽きないです。いろいろな人間が地球にいるのだな、というのが感じられる点がいいのかもしれません。

私は96年、00年のオリンピック期間中は海外にいました(それぞれ別の国です)。それぞれの国ではその国の選手の試合の中継がほとんどなので、日本選手の試合はほとんど見ることができませんでした。日本ではメジャーな柔道やマラソンは中継すらなかったのではないかと思います。体操にしてもその国のライバルとなりそうな国の選手の演技は見せても、眼中にない国の選手の競技はすっとばしていました。当然といえばそうですが、妙にその事実に納得したものでした。96年にはサッカーの日本代表がいきなりブラジルに勝った、というニュースが日本人留学生の間で流れ、なんとか映像を見れないか、と右往左往したことを思い出します。
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by stemcell | 2008-08-08 22:54

プール

週末両親兄弟その家族で一泊旅行に行きました。しかし長男が出発前日に熱を出してしまい、しょうがないので私だけ参加しました。子供っていざというときほんとに風邪をひきますよね。昔私もスキー遠足を風邪で行けなかったことを思い出しました。

泊まったのは古くからある温泉街の旅館ですが、最近は人気がなくなったのかあまりお客さんはいないように見えました。さらに今回は人数が多かったので、離れの一軒家にみんなで泊まることができました。これがなかなかよかったです。茅葺き屋根の古い家なのですが、隣に気を使う必要も無く、部屋が数部屋あるので眠くなった人から寝れます。庭で花火もできました。大人数で旅行に行く時はおすすめですね。今回の旅館はさらにプールもあり、私も数年ぶりにプールに入りました。プール付きの宿泊施設も子供と旅行に行く時はおすすめです。
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by stemcell | 2008-08-04 20:34