今日はトヨタカップの準決勝の試合を見ました。ガンバ大阪対マンチェスターユナイテッドの試合です。日本のクラブチームとヨーロッパのチームとの公式戦はほとんどなくこのトヨタカップは見る方も貴重な試合です。
結果は3−5でガンバの負け。2点先制されては無理でしょう。といってもなかなか見応えがありました。3点の差はほとんど身長の差くらいでしょう。個人技の差はもちろんありますが、そこは組織的に動くことでよくカバーしていたと思います。
ハイライトは個人的に遠藤の蹴ったPKでした。この選手はPKの蹴り方が非常に特徴的です。キーパーを見ながらボールを見ずに蹴ります。キーパーが動いたらその逆に蹴るようにするのです。その際思いっきり蹴らず確実にゴールの端にいくように優しく、かといってキーパーがボールの軌道を見てから動いたら間に合わないくらいの強さで蹴るのです。ですので右か左に必ず蹴ります。正面に蹴ることはまずありません。今までその蹴り方で外したことは数回しかないと聞いています。今日もそのスタイルで蹴っていました。このような場面で普通に決められるというのはセンスも然ることながらよく練習しているのだと思います。