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山口富士夫

先日山口冨士夫のライブを見に行きました。この人、私が生まれた70年代前半のジャパニーズロックの黎明期に活躍した村八分というバンドの元ギタリストで、そのスジではかなり有名な人です。最近入院していましたがほぼ一年ぶりにライブをするというので、これが最後かもしらん、と思い見に行きました。

小さいライブハウスが会場でしたが、ギュウギュウ詰めの超満員。バーに酒も買いに行けないほどでした。あんなに客の入ったライブを見たのは久しぶりでした。来ている客の多くは当然といえばそうですが団塊世代の人が多かったです。

だいぶ身体が弱ったのかあまり長い時間演奏はできませんでしたが、やはり彼のアーティスト性はすごいと思いました。最初はギターとハーモニカでボブディランのようなソロ演奏をしましたが、おそらくその場で考えながら歌っていると思われる歌詞に感動してしまいました。他の客もおそらく同じで超満員の客は一言も発することなくその歌とギターに聞き入っていました。言葉は軽くなりますが、いろいろな人生経験をしている人間の深みを感じました。

昔、今から15年ほど前、山口冨士夫と同年代の人たちとバンドを組んでいたことがあります。サンタナ、クリーム、ドアーズなどのコピーをしていました。近所では有名になり夏祭りで呼ばれた売り出し演歌歌手の前座で演奏などしたことを思い出します。祭り客のその年代の人たちには懐メロなので大変喜ばれ演奏後いろいろおごってもらったりしました。音楽が多様化した今と違い、当時はおそらく多くの若者が共通の曲を聴いて盛り上がれたのでしょう。この点少しうらやましいと思いました。
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by stemcell | 2008-11-09 22:53
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