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准教授人事

最近私の周りで准教授人事が2つありました。准教授というのはポジション的に昔の助教授にあたるものです。多くの大学は講座制というものがあり、一つの研究室に教授一人、助教授一人、助手二人(もしくは一人)の計4人(3人)がスタッフとして所属しています。教授の使命はその名の通り学生を教授することで、助教授はその教授の職務を助け、助手は教授と助教授の職務を助ける、というのが昔の職務規程でした。ところが最近その改正があって、助教授、助手の職務はそれぞれ教授、教授助教授の職務を助ける、という文面は無くなり規定上は独立して教育や研究を行えるようになりました。それに伴い、助教授は准教授、助手は助教という名前に変わりました。

そのため大学によっては准教授や助教が独立してラボを運営できたりしています。一方昔ながらの講座制は大部分の大学で残っています。そのようなラボではポジションの名前は変わっても、突然独立して仕事を始めることは(特に助教は)できていないでしょう。

今回の2つの人事はいずれも講座制の准教授のポストでした。選ばれた人を見ていて共通していることは、1)高い業績を上げている、2)コネがある、です。コネがある、というのは応募先のラボの教授の知り合い、もしくは知り合いから紹介された、あるいは推薦された、ということです。同じラボで仕事をすることになるのですから選ぶ方としてはその点は重視せざるをえないでしょう。

ラボを独立して運営する准教授人事の場合は2)より1)がより重視されるでしょう。逆に助教の人事の場合は1)より2)が重要になります。

ということはポストを得る上では、助教前の人はコネ(人的ネットワーク)を作るのに時間を割くのが得策で、助教の人は業績を上げるのが必須ということでしょう。では准教授になったらどうするか。私の考えは以前(昨年11月18日のブログ)に書いた通りです。
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by stemcell | 2008-09-15 13:15
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