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愛国心

以前ブログで毎週日曜日18時から見ているテレビ番組があるという話をした事があります(http://flavin.exblog.jp/6519987/)。今日その番組で、ロシアとイスラエルの若者の徴兵拒否改善への取り組みを特集していました。

その改善への取り組みがなかなかすごい。ロシアでは高校で出張軍隊訓練のようなものを行い、イスラエルではテレビコマーシャルで軍隊への入隊がいかに良い事かアピールしていました。その内容は、バーで合コンしている時に軍隊上がりの男性が女性の前でマッチョな自分を演出した後、お前はどこの部隊にいたのだ?などど話を振って兵役拒否した男性を困らせる、というものでした。当然両国とも愛国心教育も盛んでした。

私は日本で生まれ育ちましたが、私らの年代が育った環境には(少なくとも私の回りは)愛国心を持たせるような雰囲気は無く、どちらかというと日本はいかに大戦中他国に対してひどい事をしてきたのか、ということを教育されて来たように思います。ですので潜在的にこの国に対して後ろめたさを感じていたところがあり、愛国心というものがどういうものかよくわからずにいました。

愛国心というのはこうゆうものなのかな、と感じたのでは、24歳の時1年ほどオーストラリアに交換留学したときでした。その時は学生寮で寝泊まりしましたが、そこにはアジア諸国を含む多くの国から学生が集まってきていました。研究室にも欧州の国々から学生が短期でしょっちゅうやってきました(欧州の大学院では一定期間海外の研究室で共同研究をしないと学位を取れないしくみになっているようです)。その人達と会話をしているとき大抵の人は自分の国を悪く言う人はいません。むしろ自分の国が好き、ということを全面に押し出してくる人が圧倒的に多い。スウェーデン人が自国の税金は高くてしょうがない、と批判するくらいでした。

そのような他の国の人と話をしていると時々彼ら彼女らが日本や日本の習慣に対して批評や批判をする時がありました。ほぼ誤解に近いようなものもありましたが、その時、むっとする自分がそこにあったのです。これはなんとも不思議な体験でした。しかし持って生まれた気の弱さもあり、そんなことはない!などととは言えず、そうだよねーいけないよねーなどどある種卑屈な態度を取っていたことを思い出しました。しかし多くの日本人はそのような時そのような態度を取ってしまう人が少なくないのではないでしょうか。

最近の若者は私らの年代に比べいわゆる愛国心が強いように感じます。それをよしとするかどうかはいろいろな意見があると思いますが、すくなくとも自国を批判されてそれに反論しない(できない)ような態度を取るのはほぼ日本の人だけではないでしょうか。
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by stemcell | 2008-05-11 20:42
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