<< 完走 Flu >>

論文書き

論文を書き始めました。ほぼ一年ぶりかな。でも内容はそれほどたいしたことはありません。出てきたデータをかきあつめてなんとか論文にしようというのもです。でも書きはじてると結構いける論文になったりする場合もあります。 今回はわかりませんが。

最近日本から発表される学術論文の数が減ってきている、というニュースを見ました。このままでは各分野における日本発の研究の存在感が落ちると危惧されるとのこと。それは実感として感じます。大学の教員が法人化に伴って忙しくなったのが原因ではないか、といっていました。でもそれだけでもないような。たとえば最近のポスドクや若い助教の人を見ていると、昔とちがって論文かかなくなったなーと感じます。3,4年論文なし、なんてふつうになっているのではないかな。バイオの分野は論文にするに足る成果を得るのに時間がかかるとはいうけれど、実験だけやっていればよいポスドクの時代は毎年論文書くくらいでないといけないのではないかと思います。まわりがみんな書かないからそんな雰囲気になってしまうのかな。論文を自分で書けない状態のまま博士をとった人もよくいますし、それがそんな雰囲気に更に拍車をかけているのかもしれません。

あとはボスがNatureやScienceといったハイインパクトな雑誌に論文をのせることしか頭になくなってきたことが原因かもしれません。海外の人ももちろんそのような傾向はあるのでしょうが、今の日本はちょっとその傾向が強すぎるようにも思えます。少なくともポスドクの人にとってはコンスタントに普通のジャーナルに論文を載せ続けることのほうがよっぽど重要と思います。それが日本のサイエンスのためでもあるのでしょう。
[PR]
by stemcell | 2012-02-29 22:22
<< 完走 Flu >>