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ちこたん

どういう経緯だったか忘れましたが、先日妻と若い頃に歌った合唱曲に関して話をしたことがありました。彼女の育った場所は私の育った場所とは800キロメール離れていますが、中学校の合唱コンクールの練習風景などはどこも一緒なのですね。最後はまじめに練習しない男子に女子がおこり、涙ながらに練習しコンクール当日をむかえるという。日本全国どこも変わらないのかな。今はどうなのでしょうか。

その時、私が小学校の時に歌った「ちこたん」という合唱曲を思い出しました。歌詞が独特なので憶えていたのです。まだ少し歌えました。関西弁の魚屋の息子(おそらく小学生)が、「ちこたん」というあだ名の女の子を好きになり、結婚したいと思うのだが、彼女は魚嫌いなので結婚できないではないかー、と落ち込むが、彼女のエビ好きが発覚し、「エビだけ売ればいいのだ」と気を取り直す、といったたぐいの話がいくつかのパートに分かれている小学生向けの合唱曲です。途中のパートで彼女が交通事故で死んでしまう、という設定だったことは憶えていました。妻はそんな曲は知らん、とその時は言っていましたが、先日u-tubeで音源を発掘したようで、その歌詞に衝撃を受けたようでした。おそらくこの曲を合唱する小学校は地域性があるようですね。

私も歌詞や曲の展開が曖昧だったので、先ほどu-tubeで探して聞いてみました。懐かしいメロディーでしたがしかし、最後はその少年の恨み節で終わっていました。「ちこたん殺したダンプの運転手許さーん」と。こんな救いようのない終わりだったのかとちょっと驚きました。
by stemcell | 2011-09-27 19:29
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